2008年7月19日土曜日

マット・デイモン

マット・デイモンってアメリカの俳優は、
ハーバード出で、
グッド・ウィル・ハンティングでアカデミー脚本賞も獲って、
文句なしの知性派なんだけど、
ぼくには以前から、
「悪がき」にしか見えない。
ブラッド・ピット以上にそうだ。

の割には、
知性的、
あるいはセンシティブな役を振られていることが多いのはなぜ?
ぼくの思い込みかな。

実際の彼は知性派だとしても、
スクリーンの中でそう見えなきゃ、
しょうがないじゃないのかなぁ?
まさかメガネをかければ知性的に見えると信じているわけでもあるまい。

どうみても悪役顔の俳優が、
善人役を演じるミスマッチが奏功する事もあるかと思うけど、
どうやら彼の場合は違って、
本人も、
周囲も、
彼が知性的に「見える」と本気で思ってるのかも。
いや知性派なんだけど、
見た眼もそうだと。

アメリカ人との感性の差かなぁ。

「ボーン・アルティメイタム」(2007)は、
アイデンティティー、スプレマシーに続く第3弾。
ジェイソン・ボーン(名前がすでに知性的に響かない)という、
彼の演じる役は、
CIAが養成した殺人マシーンで、
記憶障害に陥っているという設定だ。

練りに練られた設定。
さすがにこれは許容できる。

実際の任務についている人も、
きっとこういう感じなのかもしれないなと思わせる「リアル」がある。
アメフトのQBみたい。
頭より体力!
つべこべ言わず、
さっさと動け!

内容は、
十分に楽しめた。
これで終わりかと思ったけど、
まだまだ続きそう。
大ヒットしてるんだから、
当然か。

これが彼の「ハマリ役」になるのかなぁ。

それだったらちょっと残念だ。


●人の声には胸声と頭声とその中間があって、心地よい歌声を出すには、その3つの声区をスムーズに移行させなければならない。理屈はわかるんだけど、これが大変。今はネットがあるから、知識だけは簡単に仕入れられるけど、肝心の「感覚」まではわからない。一番問題なのは、自分の声がどう響いているか、自分ではよくわからない点にある。誰かに判断してもらう必要があるのだ。それも、極めて耳のいい人に!

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