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疑っても始まらない。
というか無意味。
なぜなら、
算数ってのは、
これから始まっているんだから。
人にとっての1+1=2って何だろう。
とにかく生きること?
金持ちになること?
有名になること?
博識になること?
何かを残すこと?
幸せになること?
そうだよな。
形は違っても、
人はそれぞれ「幸せ」になりたいと思ってる。
少なくともそれだけは信じたい。
でも、
「秋葉原」以来、
夕べの八王子の事件までの不穏な連鎖を見ていると、
「幸せ」になりたいっていう、
あらゆる人に共通しているはずの、
言いかえれば、
裏切ったり、
悪口を言ったり、
はたまた、
戦争したり、
殺人を犯したりしたって、
やっぱり人を支えてきた最後の砦みたいなのが、
壊れ始めている気がする。
「決壊」(平野啓一郎著、新潮社)。
しばらく前に読み終えたけど、
感想を書きあぐねていた。
でも今、
書いとかないとと思う。
1+1=3
そう言う人は、
算数なら答えを間違えるだけだけど、
地球に生まれ、
現に存在する人が、
生きている意味は「幸せ」ではないと言い出したら。。。
そういう人を、
この時代、
社会が生んでいるとしたら。
想像しただけで、
底のない暗黒を覗きこんだような、
一瞬で目をそむけたくなるような気分だ。
世界中の人がよって立つ絶対的壁。
その「決壊」を目の当たりにしているのかなぁ。
特殊な人の特殊な事件だと思ってはいけない。
翻ってこの暗黒は、
ぼくの中にも実はあって、
見えないだけなのかもしれないではないか!
そんなことをふと感じさせるところが、
「決壊」の特筆すべき点だ。
●昨日のブログは携帯から書き込んでみた。やっぱり感じが違うところが面白い●じゃず家のセッション。最初の2曲は緊張して大失敗。3曲目は自分では現時点で納得のいくものだった。聞いていた人はどうだったか知らないけど。
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