2014年4月23日水曜日

何者

何かのオマケでもらったマスクを母がしていた。











ク、
クマモン柄。

もちろん、
これで外出はしないとのこと。

あくまで寝る時用だそうです。

町でたまに、
柄のマスクや、
真っ黒のマスクを見かけるけど、
いまだに慣れない。

形は様々に進化しても、
色はやっぱり白が不動の定番みたい。

なんででしょうかね?

それはともかく。

たまたまつけたBSで、
壊れた物を匠が修復するという番組を、
たまたま頭から見た。

これもたまたまだったんだけど、
今回が初回。

9年間動かないオメガの腕時計を直すという企画で、
さすが初回だけあってとても面白かった。

水が入って腐食してしまった部品を、
匠は一から手作りする。

100分の5ミリという精度の、
極小部品を工作する手つきはすごかった。

といっても、
この手の番組の常で、
本当に本当の匠の技の部分は、
うまく編集で取り除かれていたように思うけど。

プロの技には、
たとえ公開しても真似できないものと、
たとえば溶液の種類と混ぜる割合みたいな、
マニュアルさえわかれば誰でも真似できるものがあると思う。

それで思い出した。

よくプロの技を素人芸人が挑戦して、
「これはむっつかしーですねー」とか驚いてみせるシーンがあるけど、
ああいうの好きじゃない。

そりゃド素人が1回で出来るわけないだろ。

そういう意味で、
先の時計職人のやったことも、
彼らの世界では当たり前のことかもしれない。

ぼくらがやっていることも、
第三者が見たら神業かもしれないし、
それはあなたがやっている仕事でも同じだろう。

どんな世界でも何十年と続けて習得した技術は、
他人がみたら神業なんだと思う。

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