何かのオマケでもらったマスクを母がしていた。
ク、
クマモン柄。
もちろん、
これで外出はしないとのこと。
あくまで寝る時用だそうです。
町でたまに、
柄のマスクや、
真っ黒のマスクを見かけるけど、
いまだに慣れない。
形は様々に進化しても、
色はやっぱり白が不動の定番みたい。
なんででしょうかね?
それはともかく。
たまたまつけたBSで、
壊れた物を匠が修復するという番組を、
たまたま頭から見た。
これもたまたまだったんだけど、
今回が初回。
9年間動かないオメガの腕時計を直すという企画で、
さすが初回だけあってとても面白かった。
水が入って腐食してしまった部品を、
匠は一から手作りする。
100分の5ミリという精度の、
極小部品を工作する手つきはすごかった。
といっても、
この手の番組の常で、
本当に本当の匠の技の部分は、
うまく編集で取り除かれていたように思うけど。
プロの技には、
たとえ公開しても真似できないものと、
たとえば溶液の種類と混ぜる割合みたいな、
マニュアルさえわかれば誰でも真似できるものがあると思う。
それで思い出した。
よくプロの技を素人芸人が挑戦して、
「これはむっつかしーですねー」とか驚いてみせるシーンがあるけど、
ああいうの好きじゃない。
そりゃド素人が1回で出来るわけないだろ。
そういう意味で、
先の時計職人のやったことも、
彼らの世界では当たり前のことかもしれない。
ぼくらがやっていることも、
第三者が見たら神業かもしれないし、
それはあなたがやっている仕事でも同じだろう。
どんな世界でも何十年と続けて習得した技術は、
他人がみたら神業なんだと思う。
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