2014年4月25日金曜日

喪失

村上春樹の「女のいない男たち」

つきあって、
あるいは結婚していた女性に、
突然去られた男の短編集。

春樹の小説をなぜぼくは読んでしまうのか。

読んでいる最中に覚える、
独特の感触が好きなんだと思う。

さまざまなストーリーはあるけど、
あの、
どこか夢を読んでいるような感触。

もちろん、
もっと深いところで読んでいる人もいるだろうけど。

とっても読みやすい文章で、
なおかつ独特の感触を与えてくれて、
しかもそれが心地よい。

話しは全く変るけど、
プロ6戦目で世界チャンピオンになった井上尚弥のアスリートの魂。

あの試合、
3回ぐらいから足がつりそうだったんだってね。

だから足を止めて打ち合ったんだって。

自分のスタイルを捨てて、
その場で臨機応変に対応できたことが凄い。

ある意味賭け。

そしてそれに勝った。

先日はダブル世界戦があり、
山中は「神の左」で5連続KO防衛。

一方、
長谷川はTKO負け。

なんで打ち合っちゃったんだろう?

それは本人にしか分からないだろうけど。

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