注文していた服を受け取りに、
百貨店に行った。
試着しながら、
担当者と会話する。
パンツの方はサイズはいかがですか?
いいんじゃないですかね。
お腹回りも指一本分入りますしちょうどですね。
では上着も着ていただいて、
肩のあたりちょうどいいですね。
サイドにベントが開いております、、、あっ
僕の記憶が正しければ、
確か披露宴用にはノーベントがふさわしいとおっしゃいましたよね。
あっ、
はい、
そのように、、、、
な、
なんでこうなったんですかね?
(担当者、額に汗を浮かべながら注文書を開く)
すると、
ベントは「サイド」のところに丸がつけられていた。
もちろん、
ぼくが持っている控えにも。
つまり。
担当者はノーベントに丸すべきところを間違え、
ぼくも控えを確認していなかった。
で、
これ直せるんですか?
はい。
ベントを閉じるのはできます。
いつになります?
お式はいつでしたっけ?
29日なんですけど。
27日の夜にはワタクシが持ってお宅にうかがいます。
ってな具合で、
何とか間に合いそう。
僕は冠婚葬祭のそういうこと、
全くうといので、
仮にサイドベントだろうと、
あのやりとりがなければ気づかなかっただろう。
仮にサイドベントで出席しても、
誰も気づかないだろうし、
後ろ指さされることもなかっただろう。
担当者も素知らぬ顔をしようと思えばできたかもしれない。
でも、
口頭でのやりとりを覚えていて、
自らのミスを認めて、
自宅まで持って来てくれるというのだから、
おっちょこちょいだけど、
誠意はあるというところか。
ミスはだれでもする。
大切なのは、
そのフォローの仕方だ。
自分にとっても大切なことだと思った。
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