2014年3月27日木曜日

試着

注文していた服を受け取りに、
百貨店に行った。

試着しながら、
担当者と会話する。

パンツの方はサイズはいかがですか?

いいんじゃないですかね。

お腹回りも指一本分入りますしちょうどですね。
では上着も着ていただいて、
肩のあたりちょうどいいですね。
サイドにベントが開いております、、、あっ

僕の記憶が正しければ、
確か披露宴用にはノーベントがふさわしいとおっしゃいましたよね。

あっ、
はい、
そのように、、、、

な、
なんでこうなったんですかね?

(担当者、額に汗を浮かべながら注文書を開く)

すると、
ベントは「サイド」のところに丸がつけられていた。
もちろん、
ぼくが持っている控えにも。

つまり。

担当者はノーベントに丸すべきところを間違え、
ぼくも控えを確認していなかった。

で、
これ直せるんですか?

はい。
ベントを閉じるのはできます。

いつになります?

お式はいつでしたっけ?

29日なんですけど。

27日の夜にはワタクシが持ってお宅にうかがいます。

ってな具合で、
何とか間に合いそう。

僕は冠婚葬祭のそういうこと、
全くうといので、
仮にサイドベントだろうと、
あのやりとりがなければ気づかなかっただろう。

仮にサイドベントで出席しても、
誰も気づかないだろうし、
後ろ指さされることもなかっただろう。

担当者も素知らぬ顔をしようと思えばできたかもしれない。

でも、
口頭でのやりとりを覚えていて、
自らのミスを認めて、
自宅まで持って来てくれるというのだから、
おっちょこちょいだけど、
誠意はあるというところか。

ミスはだれでもする。

大切なのは、
そのフォローの仕方だ。

自分にとっても大切なことだと思った。

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