2014年3月8日土曜日

白骨

最近ハマッているのが、
米テレビドラマ「ボーン」。

女性法医学者とFBI捜査官が組んで、
殺人事件を解決していくんだけど、
これが面白い。

確か今アメリカではシーズン9を放映中なんだけど、
huluでは8までが見れて、
現在4の途中まで見た。

ボーンというぐらいなので、
毎回、
とりあえずどこかで白骨遺体が発見される。
中には、
白骨ではない場合もあって、
映像的にはかなりグロいのだけど、
それに慣れてくると、
白骨の状態から殺害状況や凶器を割り出して行く様子は、
なかなかに見事。

でも、
このドラマが面白いのは、
そういうところではなくて、
ロジカル思考の塊みたいな女性博士と、
体育会系ノリの捜査官が、
少しずつではあるが、
互いを理解しあい、
それが愛に変って行く様子なんだよね。

というか、
登場人物がほぼ全て、
かなりの曲者であったり、
過去の訳あり人物であったりして、
テンポのいい物語展開の合間合間の、
ちょっとしたやり取りで、
複雑な人間関係やら、
その変化が絶妙に表現されている点だと思う。

脚本も演技も素晴らしいし、
ロケやセットの手抜かりもなく、
よく一週間で一話を作れるなと感心する。

それから、
日本人としてこのドラマに共感しやすいのは、
女性博士が無神論者だという点だろう。

熱心なクリスチャンの捜査官と、
神や教会を巡るやりとりを見ていると、
博士の言うことがいちいち納得できて、
そこもまた親近感を覚える。

いつの間にか白骨にも慣れてきた。

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