最近ハマッているのが、
米テレビドラマ「ボーン」。
女性法医学者とFBI捜査官が組んで、
殺人事件を解決していくんだけど、
これが面白い。
確か今アメリカではシーズン9を放映中なんだけど、
huluでは8までが見れて、
現在4の途中まで見た。
ボーンというぐらいなので、
毎回、
とりあえずどこかで白骨遺体が発見される。
中には、
白骨ではない場合もあって、
映像的にはかなりグロいのだけど、
それに慣れてくると、
白骨の状態から殺害状況や凶器を割り出して行く様子は、
なかなかに見事。
でも、
このドラマが面白いのは、
そういうところではなくて、
ロジカル思考の塊みたいな女性博士と、
体育会系ノリの捜査官が、
少しずつではあるが、
互いを理解しあい、
それが愛に変って行く様子なんだよね。
というか、
登場人物がほぼ全て、
かなりの曲者であったり、
過去の訳あり人物であったりして、
テンポのいい物語展開の合間合間の、
ちょっとしたやり取りで、
複雑な人間関係やら、
その変化が絶妙に表現されている点だと思う。
脚本も演技も素晴らしいし、
ロケやセットの手抜かりもなく、
よく一週間で一話を作れるなと感心する。
それから、
日本人としてこのドラマに共感しやすいのは、
女性博士が無神論者だという点だろう。
熱心なクリスチャンの捜査官と、
神や教会を巡るやりとりを見ていると、
博士の言うことがいちいち納得できて、
そこもまた親近感を覚える。
いつの間にか白骨にも慣れてきた。
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