2013年4月7日日曜日

見頃



















今年の桜も今日の雨で終了。

見頃は一瞬でしたね。

桜と同じように、
人間にも見頃というものはある。

年に一回か、
数年に一回か。

それは人それぞれだろうけど、
自分の中で自分が輝いていると思える時、
それがたぶん人間の見頃だろう。

それは長い人生の中で一瞬だということを、
人は大人になって知り、
桜に自分を重ねる。

それは必ずしも後ろ向きなことではない。

桜が来年また咲くのと同じように、
人間も何度だって咲くことはできる。

年齢を重ねれば重ねるだけ、
その幹は太く枝振りもよくなり、
見事さは増す。

地面に落ちて雨に濡れる桜の花びらを見て、
そんなことを思った。


遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...