2013年5月13日月曜日

屈辱

そうそう、
生まれて初めて「職務質問」された。

昨日、
Tの君のオペラを観るため大阪・上本町を歩いていたの。

道わかんないからまいふぉんでグーグルマップ見ながら。

そしたら突然警官が現れ、

「ちょっといいですか」と来た。

僕は音楽聞いていたし、
一瞬何のことかわかんなかったわけ。

ひょっとして信号無視でもしたかな?

ぐらいの感じ。

それが警官は、
そばのパトカーに乗れと言う。

それでもよく分からない。

ぼくが何をしたっていうの?

繰り返したずねても、
まぁまぁいいから乗って、
って感じ。

後部座席の運転席の後ろに押し込められ、
ほかの座席に警官3人。

「いやお兄さんが帽子を深く被って歩いてたから」

はぁ?

帽子深く被ってる人間全部こうやって事情聞くのか!

このあたりからぼくは怒りモード。

だってオペラは5時開演なのに、
その時すでに4時45分ぐらいだったんだもの。

そのむね説明し、
さらに社員証まで提示してるのに、
お巡りは開放しない。

「私たちは府議会議員さんでも調べさせてもらいますから」

だって!

それからは、
持ってるものを全部出せ、
靴を脱げ、
バッグの中身を確認させろ、
体を触らせろ、、、

ホント、
リアル大阪府警24時ですよ。

最後の方は本当にあったまに来て、
ひと言も口をきかなかった。

抵抗すれば時間が余計にかかって、
本当にオペラ間に合わなくなりそうなんだもの。

でお巡りらは、
バッグの中の折り畳み傘をチェックしたあたりで、
「こいつはシロだ」と確信したようで、
ようやく開放された。

警官の友人T君によると、
それはシャブの取り締まりだったと思われるとのこと。

特に上本町あたりはその手の売人やら何やらが多いのだとか。

T君はそうやって大阪の治安は守られていると言うけれど、
やっぱり納得いかん。

だって、
同じような格好で僕は曾根崎警察の前を毎日のように通勤してるんだもの。

まぁいい体験ではあった。

あの言葉遣いは丁寧で笑顔、
だけど有無を言わさないっていう、
ザ慇懃無礼な態度。

いや、
仕事だからだとは理解する。

でも身分証出して、
時間がないことも訴えてるんだから、
その時点で放免しろよ!

それだけ言い残してオペラ会場へ急ぎ、
何とか滑り込みセーフだった。

しっかし傷ついたな。

そんなに人相悪いですかぁ?


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