「名医」番組が大流行だ。
いろんな分野で、
人一倍の努力で腕を磨き、
時には手術道具まで考案して、
世界中から尊敬を集める。
今夜のNHKプロフェッショナルも、
内視鏡を使った大腸がん検診の名医を取り上げていた。
通常なら開腹手術するケースでも、
技術を尽くして、
より患者のダメージを少なくする。
「患者を家族だと思って最善を尽くす」のだそうだ。
「神の手」としばしば呼ばれるこれらの医師は、
当然の如く、
めちゃめちゃ忙しい。
他の医師が投げだした、
あるいは名声を聞きつけた患者が、
全国から駆けつける。
時には医師自ら全国の病院に出向く。
ところが、
医者の不養生とはよく言ったもので、
以前見たある名医は、
十数種類の薬が手放せなかったし、
今日の名医も、
検診の隙を見て食べていた昼食は、
病院の購買部の弁当。
他県の病院への移動もローカル線を使っていた。
どうにかならないのかなって思う。
こんな人たちは人間国宝にでも認定して、
まず、
病院の煩瑣な事務から解放する。
全国の移動はヘリ、
専門の栄養士をつけて、
給与も十二分にあげて、
心おきなく患者を診て、
少ない休日も、
心からリラックスできるよう最大限の配慮をする。
その技術と情熱を、
若い医師に伝えることだけに専念して欲しい。
税金で何とかならんか?
●じゃず家セッション。力を抜くコツが少しつかめたように思う●東京カワイイTV。女の子に流行の「盛り」はクレオパトラの時代からとか。いや、この番組は面白い。
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