2008年10月22日水曜日

竜王戦

駒の動かし方は知っているけど、
からきし弱い将棋。
なのに、
なぜか気になるのが第21期竜王戦だ。

再び黄金期を迎えつつある羽生善治が、
現在4連覇中の渡辺明に挑戦するという、
絶対注目のカード。
パリで先だって行われた第一局は、
羽生が勝利した。

羽生もさることながら、
ぼくは渡辺という人が好きで、
彼の「渡辺明ブログ」http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/もたまに見る。
この人、
みるからにオタクなのだが、
若手の代表格で、
24歳ですでに妻子もち。
なかなか地に足がついている。

確か竜王になりたてのころに、
NHK「トップランナー」で初めて見て、
その時、
あまりに書道が下手なのに笑った記憶がある。
タイトルを獲ると、
免状やら扇子などに嫌でも揮ごうもしなきゃならないのだ。

その後も世界最強コンピューター将棋ソフト「ボナンザ」に、
プロ棋士として初めて勝負して勝利し、
竜王も守り続けている。

そんな渡辺にも増してぼくが好きなのは、
実は彼の奥さんだ。
彼女のブログ「妻の小言。」http://inaw.exblog.jp/は最高に面白い。
子育てしながら大学に通っているようで、
身辺雑記が中心なんだけど、
ちょっとした出来事の表現が笑える。
特に、
夫である渡辺とのやりとりは、
「竜王の妻」など微塵も感じさせぬ容赦のなさで、
ぼくの将棋への関心は、
これで一気に増したと言っていい。

夫の勝ち負けには全く触れないんだけど、
この竜王戦が始まる前、
挑戦者が羽生と決まったぐらいから、
ややテンションが上がり気味に感じる。

そして初戦に負けてからは、
やっぱり元気がない様子に思えるから不思議だ。
こちらの思い込みかもしれないけど。

羽生は名人位も奪還したばかりだし、
ここはひとつ、
渡辺には唯一のタイトルを防衛して、
奥さん孝行してもらいたいものだ。


●じゃず家セッション。どうなんでしょうかねぇ。自分ではよく分からないよ。読んでる方はもっと分からないか。

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