梅田に出たついでに、
福岡伸一の新著を買おうと、
紀伊国屋へ行った。
ビッグマンに向かって左側から入り、
雑誌売り場の人ゴミを抜け、
文庫コーナーへ。
目的の新書はその先だ。
その時。
「凍」「凍」「凍」「凍」「凍」「凍」
「凍」「凍」「凍」「凍」「凍」「凍」
「凍」「凍」「凍」「凍」「凍」「凍」
「凍」「凍」「凍」「凍」「凍」「凍」
という光景が目に入った。
沢木耕太郎の「凍」が文庫化され、
棚いっぱい平積みされている。
ぼくが24日に買ったのは、
単行本だ。
!
あの時、
すでに文庫化されてたのか、
ぼくは知らない(知りたくない)。
されていても、
ジュンク堂の店員が、
「あのぉこれ文庫になってますけどいいんですか?」
などと聞いてくれるわけない。
以前のぼくなら、
絶対に悔しがっただろうが、
今日は、
不思議なほど何とも思わなかった。
確かに値段は三分の一。
「損」といえばそうだ。
でも、
後悔している時間の方がもっともったいない。
今はそう思う。
あの日、
たまたま入ったジュンク堂で、
ぼくは単行本の「凍」に出会ったのだ。
そして一気に読んで満足した。
それでよかったんだ。
でも、
もし買っただけで未読だったら、
凹んだだろうなぁ。
よかった。
読んどいて。
●今日のNHKトップランナーは女性フリークライマーだった。これも何かの縁か●久しぶりのミスターケリーズで川本睦子さんの歌を初めて聞いた。とっても自然な歌い方で、好感度大●で、買った新書の題は「できそこないの男たち」期待度大●今終わったプロフェッショナルの再放送で、作り笑いでもプレッシャーは減ると茂木先生。さっそく取り入れよう●さぁ、火曜は「じゃず家」セッション。結果報告乞うご期待。
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