2008年10月1日水曜日

スクープ

秋のDVD鑑賞第2弾は、
「スクープ~悪意の不在~」
ポール・ニューマン主演で、
シドニー・ポラック監督の1981年作品(原題ABSENCE OF MALICE
)だ。

真実を伝えるための報道が、
人を傷つけてしまうという、
今でいうところの、
メディア・クラッシュを扱っている。

ポール・ニューマンは、
彼の演技キャリアから言えば、
結果的に終盤にさしかかっていて、
ぼくとしてはスティングのような、
ウィットに富んだ、
ワルだけど憎めないというような役が好きだけど、
この映画では、
かなり硬派な演技を見せている。

で、
スクープといえば、
「SKOOP ON SOMEBODY」のボーカルを絶賛している人がいたことを思い出し、
YOUTUBEを覗いてみる。
平井堅的に非常に耳障りのよい発声で、
ゴスペル畑出身というのもうなずける。
何と「宇宙のファンタジー」を原キーでカバーしているじゃないか。
すごい音域だ。

一方で、
ミュージックフェアという音楽番組で、
エレファントカシマシと共演しているのがあって、
その中で宮本浩次が歌う「今宵の月のように」の、
ほとんど発声を無視したような強烈なボーカルも、
こりゃまたアリで、
心打つ歌について考えさせられる。

宮本氏はぼくより少し若いけど、
あのパワーは見習わねば。

ポール・ニューマンも還暦過ぎてアカデミー賞を獲った。
ぼくも頑張るぞー

と、
ひとり気合を入れながら、
ネットの旅で秋の夜は更ける。。。

●じゃず家セッション。新曲披露。とにかく歌詞を間違えずに済んだ(と思う)。衝動買いにしては気に入ったナイロンコートを着て、リュックを背負って帰ろうとしたら「どこの山に帰るんですかぁ」と聞かれた。

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