2008年10月24日金曜日

再会

もう何年かは会えないと思っていた人に、
元町でまた会えた。
ぼくの中では、
すでにずっと遠くで暮らしていたはずの彼女が、
目の前にいて、
幻を見ているような、
不思議な気持ちがした。

最後に会ってから、
まだ3か月しかたっていないのに、
彼女はずいぶん大人びて見えた。

もうひとつ意外だったのは、
彼女がこのブログの存在を知らなかったことだった。
本当に会えてよかった。

少なくとも今日は読んでくれていることを願い、
再びこの詩を贈ろうと思う。


旅立ちの唄


怖がらないで
手当たり次第に灯り点けなくても
いつか 一人ぼっちの夜は明けていくよ
転んだ日は はるか遠くに感じていた景色も
起き上がってよく見ると なんか辿り着けそうじゃん

君の大好きだった歌 街に流れる
それは偶然が僕にくれた さりげない贈り物

Ah 旅立ちの唄
さぁ どこへ行こう? また どこかで出会えるね Ah
とりあえず「さようなら」
自分が誰かわからなくなるとき君に語りかけるよ
でも もし聞こえていたって返事はいらないから…

大切なものを失くして また手に入れて
そんな繰り返しのようで その度新しくて
「もうこれ以上 涙流したり笑いあったりできない」と言ってたって
やっぱり人恋しくて

今が大好きだって躊躇などしないで言える
そんな風に日々を刻んでいこう
どんな場所にいても

Ah はじまりを祝い歌う最後の唄
僕は今手を振るよ Ah
悲しみにさようなら
疲れ果てて足が止まるとき 少しだけ振り返ってよ
手の届かない場所で背中を押してるから

Ah 旅立ちの唄
さぁ どこへ行こう? また どこかで出会えるね Ah
とりあえず「さようなら」
自分が誰か忘れそうなとき
ぼんやり想い出してよ
ほら 僕の体中 笑顔の君がいるから
背中を押してるから
でも返事はいらないから

(Written by Kazutoshi Sakurai)



●それからぼくは、ジャンカラで発声練習をし、jamjamで1時間半、ジャズに浸った。最近新聞広告で見たORISの時計の実物を大丸で見た。思った通り、値段の割にはしっかりした作りだったが、見ただけで満足した。ヴィタメールでチョコレートパフェを食べようかとも思ったが、食べなかった。三宮まで歩き、ジュンク堂で「凍」(沢木耕太郎著、新潮社)と「星のしるし」(柴崎友香著、文芸春秋社)を買った。三宮の珉珉で八宝菜を食べ、近くのドトールで凍の第一章を読んだ。

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