昔、
フォーリーブスっていう、
初期ジャニーズの男性4人組がいて、
ぼくは「地球はひとつ」っていう歌が好きだった。
冒頭台詞があって、
それはこんな具合だ。
>ボクから逃げようったって駄目だょ…
>だって逃げれば逃げるほどボクに近づくってわけ…
>だって地球はまるいんだもん!
この後の歌の部分も同じような内容で、
実に他愛ないんだけど、
子供だったぼくは、
この部分になると必ず頭の中で、
地球儀の上を追いかける彼と逃げる彼女を想像して、
「それはそうだ」妙にと納得していた(ような気がする)。
だからといって、
何事にも、
簡単にたどり着ける「裏道」があるなんて、
子供のぼくが思ったわけではないが、
発想の転換というか、
物事を正面からだけ見てはいけないという「教訓」は、
この歌で最初に知ったのではないかと思う。
こんな話を思い出したのは、
もちろんフォーリーブスの一員だった、
青山孝史氏が亡くなったというニュースを知ったからなのだが、
死因は肝臓がん。享年57歳だった。
思えばフォーリーブスって「四葉」という意味で、
改めていい名前だったなって思う。
今のSMAPのように、
4人がそれぞれ個性的で、
当時としては、
本当にかっこよかった。
「地球は」を作詞したメンバーの北公次氏なんか、
今のキムタク並みの人気だったんじゃなかろうか。
まじめな女の子は、
青山氏(ター坊)派だったような気もする。
そういえば中居クンも、
もう36歳とか。
あと20年もしたら、
「元アイドルグループSMAPの誰それが…」なんてニュースが、
流れるのかもしれない。。。
●あとフォーリーブスでは「ブルドック」っていう曲が印象深い。シブがき隊の「スシ食いネェ」もそうだが、意外に当時は「キワモノ」扱いされた作品だが記憶に残っている●元町の居酒屋の店頭に、その店の飼い犬のブルドッグがいる。いかにも「ブルドック」っていう面構えで、たいてい昼寝しているのだが、その寝姿が何ともいえず「癒し系」で、辺りの「名物」になっている。
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