2009年2月8日日曜日

容量

PCのCドライブが満杯間近と、
警告が出た。
ちなみに、
ぼくは車と同じくらいに、
PCのことは知らない。

だから、
警告の意味もよく分からなかった。
そして、
分からないから過剰反応し、
慌ててソフトを次々アンインストール、
写真なんかも削除してみたのだが、
一向に「空き容量」が増えてくれない。

もう、
ぼくの頭の容量も限界と、
メーカーに助けを求めた。



担当者とのやり取りでおぼろげに分かったのは、
この「Windows Vista」というやつは、
時々「復元ポイント」なるものを自動作成しているということ。

これは、
PCに何かあった時(それが何かは知らないが)に、
「少なくともその時点までは復旧をお約束します」という、
保険のようなものなのだそうだ。

ところが、
この「保険」は「更新」ではなく「積算」されるらしい。
それが年月とともに、
いまや馬鹿に出来ない容量になっていると推測された。

そこで、
これまでの「復元ポイント」を全削除するという「荒業」で、
とりあえず空き容量は10Gほど増えた。
「荒業」と書いたのは、
これでもう後戻りできないというリスクを背負ったという意味だ。

ところが、
ものの一週間もしないうちに、
空き容量が120MBに逆戻りしている!




再び電話して、
あれこれ質問するのだけど、
今度ばかりは担当者も、
一向に明解な答えを与えてくれない。

買った時の状態にリセットすることは簡単に出来ても、
何年も使ったこのPCの中の具合を知り、
適切に「治療」することは、
専門家でも最早よくできないのだ。

結局、
復元ポイントをもう一度削除して、
さらに、
今後の復元ポイント作製先を、
Dドライブに変更(Dドライブには十分な空きがある)する手で、
とりあえずしのぐこととなった。

いずれは、
データのバックアップをとって、
リセットするしかないという。



これまでPCについて何度か問い合わせをしてきて、
その度に、
「この人は神様じゃ」と、
誇張なく思えるほど、
メーカーの担当者は鮮やかにトラブルを解決してくれてきただけに、
今回はちょっと落胆した。

それと同時に、
これまでただの「機械」としか見なかったPCに、
「謎めいた」部分があることに、
正直驚きもした。


●Amazonで注文した「夜戦と永遠」(佐々木中著、以文社)が届いた。その本を手に持っただけで、少し頭が良くなった気がした。第一、タイトルがカッコイイじゃないか●夕方、住吉でチョコパを食べる。

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