何かと話題の「2ちゃんねる」。
世界最大規模の電子掲示板である。
といっても殺人予告や未成年加害者の写真流出など、
もっぱら悪いイメージしかなく、
この10年「まとも」に利用することはなかった。
「まとも」というのは、
何かを検索すると必ずこの「2ch」の掲示板がヒットして、
つい見てしまうという事でしか知らなかったということだ。
「正面玄関」から入ったのはつい最近のことで、
まったく「遅ればせながら」ということなのだが、
少しコツを飲み込むとなかなかに興味深い。
政治経済から芸能ネタまで、
実に様々な分野で多くの意見が交わされている。
玉石混交
誹謗中傷
意味不明
針小棒大。。。
情報の「九龍城」の趣だ。
足を踏み入れてみたものの、
話半分いやそれ以下と承知で眺めているだけだが、
どこかに驚くような情報がありそうな期待もあって、
つい見入ってしまう。
警察も組織的にこのサイトを監視しているようだが、
それもうなずける。
無数の「名無し」による言葉の濁流。
自己主張のオンパレード。
何でもありでありながら、
話の流れが全くないのかというと、
そうでもないようで、
蛇行しながらも進んでいき、
人々の関心が薄れるのとともに、
蒸発するように自然と消えていく。
言論の坩堝。
●しかし「2ちゃんねる」の語源は関西人には分かりにくい。
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