2010年9月26日日曜日

憑依

最近このブログを紹介したある方は、
ありがたいことに、
過去にさかのぼってまで読んでくれているという。

本人でさえそんなことはしないのに。

基本このブログは書きっぱなし。

その日その日の殴り書きだ。

とはいえいい機会、
久し振りに去年と一昨年の9月26日の分を読み返す。

去年は大曲の花火大会のことから始まって、
テレビじゃ実物の良さは99%損なわれる、
みたいなことを書いている。

一昨年は段ボールに座ったまま、
ズリズリ歩道を移動する奇妙なホームレスについて。

自分が書いたから当たり前だが、
よく覚えている。

今年は大曲どころか、
淀川花火にも行けなかった。

あのズリズリおじさんは、
そういえば最近ちっとも見かけない。

ところで。

大竹しのぶのドキュメントをやっていたので、
録画して先日見た。

彼女の演技は憑依型などと評されるが、
本人曰くは「役の人物の脳をイメージしてそこに行く」
んだそうだ。

分かるような分からんような。
それは他人を煙に巻くということではなく、
本人は当然のようにやっていることが、
言葉で伝えられなくてもどかしいという風で、
まさに自転車の乗り方を言葉で伝える難しさの類に見えた。

幽霊がフツーに「見える」人には、
見えない人が不思議でしょうがないという、
そんな感じ。

ぼくなりにあえて言葉にすると、
大竹しのぶの演技は、
役が彼女に乗り移るというより、
彼女が役に乗り移るという感じ。

うーん、
やっぱ難しい。

●久々のチョコパは美味しかったが、ちと寒かった。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...