2010年9月22日水曜日

意図

一日遅れの敬老行事として、
母と「オカンの嫁入り」(呉美保監督)を観る。

大竹しのぶも宮崎あおいも、
予想通り良かったけど、
予想通りすぎて、
ちょっとつまらなかった。

合格点じゃ駄目、
というのも酷な話ではあるが、
つまり二人にとって、
この映画では役不足ということではあるまいか。


ちなみにこの映画、
予告編を見て普通に想像するような内容では、
必ずしもない。

主要な登場人物の3人が、
それぞれに「トラウマ」を抱えている。

それは良い意味の裏切りなのだが、
そこの部分と、
肝心のストーリーとがうまくかみ合っていないというか、
なんでそういう設定がこの物語に必要なのかが、
意図がよく見えないから、
安心して映画に入り込めないというか、、、

「やっぱり邦画は地味やなぁ」

母の感想である。

それから一緒にイタ飯食って、
敬老行事は終了。


そして夕方は、
一人で天満「じゃず家」のセッションへ。

ついに8月は一度も行けなかったので、
随分久し振りの感。
環状線の高架下のこの雰囲気。

ここも今のぼくの原点なのだと再認識する。


ライブでやった2曲で、
実は少々自信を持って挑んだのだが、
予想は悪い意味で裏切られた。

まだまだまだまだ。

長い長い長い道だなぁ。

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