2010年9月25日土曜日

聖人

おお寒むっ、、、

スイッチでもあるのかよ。
そう思えるほど、
秋分の日の昨日、
季節は夏から秋へ見事に切り替わった。

そんな昨日の深夜、
イチローが10年連続200安打するところを、
テレビで見ていた。

彼が「天才打者」であることは、
最早言わずもがなになってしまい、
今回の偉業では、
もっぱら10年続けたという点に、
関心が集まった。

いかに天才といえど、
10年間コンスタントに結果を出すというのは、
また別の才能というか努力が必要なはずだ。

健康管理はもとより、
結婚している彼なら夫婦関係であるとか、
もろもろの私生活の事。
グラウンド内外のすべてのことを、
きっちり管理できてこその記録だ。

報道によると、
今シーズンの彼は、
ことさら「200安打」を意識しないように心がけたという。
ことさら頑張らなくても「フツーに」に200打てるという、
そんな境地でいたいという意味だろう。

「連続」といえば、
白鵬の連勝記録も60まで来た。

今場所もし敗れるとすれば琴欧洲ぐらいか。
そこを乗り切れば、
一気に来場所、
伝説の69連勝がにわかに現実味を帯びる。

そんな二人を見ていると、
連続記録ってつらいなって思う。

積み上げたものが一瞬にして消える、
その恐怖心は、
積み上げた高さに比例して大きくなるだろう。

イチローが200安打できないシーズン。

白鵬の連勝が止まる時。

それはいつか必ず訪れる。
残酷だけど、
それがまた大ニュースになる。

二人はすでに、
方や球聖、
方や角聖と呼ぶにふさわしい。

●今日は久々住吉でチョコパを食べられる(笑)

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