2010年9月10日金曜日

計算











NHKのお昼の番組、
「スタジオパークからこんにちは」では、
生放送のスタジオに毎回ゲストが招かれる。

ゲストは番組冒頭スタジオの外にいて、
ファンや単なる野次馬やらが作る人垣を通ってスタジオに入るのだが、
その時、
5分の1ぐらいの割合でゲストがスタジオとは違う方向に行きそうになる。

5分の1ぐらいというのは、
ぼくの直感的なもので、
実際には2日続けてのこともあるし、
しばらくないこともある。


間違えるたびに、
いち視聴者として素朴に思うのは、
「なんで道案内を置かないのだろう」ということだ。

通路は間違える可能性はたったひとつで、
司会者が先導するなり、
そこにADなり大きな矢印を置くなり、
あるいは単純に間違える可能性がないような、
人垣の作り方にすればいいのに、
NHKは一向に改めようとしない。


そうやって何人かに一人の割合で間違えて、
「あ、しまった」的な場面が生まれることを、
計算(期待)しているとしか思えない。

そうだとすれば、
あまり上品とはいえない。


というか、
この番組の冒頭自体が、
カメラ割を含め、
なんかこなれてないというか、
普通は回を重ねるにつれ、
いろんな部分が洗練されていくと思うのだが、
この冒頭の部分のぎこちなさは、
いつまでたっても変わらない。

生真面目なNHKにしては、
本当に不思議なことだ。


ゲストが道を間違えたとしても、
たいして面白くもないのだけど、
きょうのゲストは間違えるかどうか、
毎回録画を見るたびに、
かすかにハラハラしてしまうぼくなどは、
まさしくNHKの思うツボなのだろうか、、、


●一度見てみてください。ぼくの言っている意味がわかると思います。

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