2010年9月10日金曜日
計算
NHKのお昼の番組、
「スタジオパークからこんにちは」では、
生放送のスタジオに毎回ゲストが招かれる。
ゲストは番組冒頭スタジオの外にいて、
ファンや単なる野次馬やらが作る人垣を通ってスタジオに入るのだが、
その時、
5分の1ぐらいの割合でゲストがスタジオとは違う方向に行きそうになる。
5分の1ぐらいというのは、
ぼくの直感的なもので、
実際には2日続けてのこともあるし、
しばらくないこともある。
間違えるたびに、
いち視聴者として素朴に思うのは、
「なんで道案内を置かないのだろう」ということだ。
通路は間違える可能性はたったひとつで、
司会者が先導するなり、
そこにADなり大きな矢印を置くなり、
あるいは単純に間違える可能性がないような、
人垣の作り方にすればいいのに、
NHKは一向に改めようとしない。
そうやって何人かに一人の割合で間違えて、
「あ、しまった」的な場面が生まれることを、
計算(期待)しているとしか思えない。
そうだとすれば、
あまり上品とはいえない。
というか、
この番組の冒頭自体が、
カメラ割を含め、
なんかこなれてないというか、
普通は回を重ねるにつれ、
いろんな部分が洗練されていくと思うのだが、
この冒頭の部分のぎこちなさは、
いつまでたっても変わらない。
生真面目なNHKにしては、
本当に不思議なことだ。
ゲストが道を間違えたとしても、
たいして面白くもないのだけど、
きょうのゲストは間違えるかどうか、
毎回録画を見るたびに、
かすかにハラハラしてしまうぼくなどは、
まさしくNHKの思うツボなのだろうか、、、
●一度見てみてください。ぼくの言っている意味がわかると思います。
遺志
30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...
-
横山秀夫の新作「ノースライト」が面白かった。 バブルがはじけて仕事がなくなり、 夫婦仲がおかしくなって離婚して、 自堕落な生活をしていた建築士の元に舞い込んだ、 思いもかけぬやりがいのある家の建築。 没頭して完成させるものの、 そこに施主が住んでいないこと...
-
昨日は、 落とし穴事故のことで一杯だったけど、 もうひとつ、 驚くべき事件があった。 世界陸上男子100メートルの決勝で、 超人ボルトがまさかのフライング失格。 予選や準決勝の走りを見ていて、 相変わらず別次元だと思っていたので、 これには驚いた。 何でス...
-
長いことサラリーマンやってるけど、 会社を辞める挨拶で涙した人を見たのは、 始めてのようなきがする。 派遣の女性なんだけど、 6年半頑張って、 仕事も好きだったのに、 去らねばならない無念さが、 ひしひしと伝わってきて、 胸を打たれた。 あー...
0 件のコメント:
コメントを投稿