2010年9月13日月曜日

恐縮

3年半ほど前、
ぼくは公私ともに人生でかつてないほどの、
どん底状態にあった。

今だからそれがどん底だったと言えるのだが、
当時はそれが底なのか、
あるいは二番底があるのか、
皆目見当もつかず、
「ギャン」と叩きのめされ、
粉々に砕け散り、
ぼくは人間の体をなしていなかった。

バラバラになったジグソーパズル。


そこからひとつずつ欠片を拾い集め、
何とかもう一度人間という絵になった。

そんな今に至るまで、
ぼくのことを客観的に見てくれている人と、
今日、
小一時間ほど話をした。

普段は他愛もない雑談が多いのだけど、
今日はちょっと真面目に、
あえてこれまで触れずにきた、
当時の「深層」的なことも、
避けずに尋ねてみた。


スクープ的裏話も知ったし、
普通の羞恥心があれば、
それだけで飛び降りかねないような我が醜態についても、
改めてスポットライトを当ててみることができた。

そうしているうちに不思議なことに、
「3年でよくぞここまで、、、」と、
自分という人間のしぶとさにちょっと感心できた。

と同時に、
ぼくの知らないところで多くの人が、
様々な形で動いてくれていたことも知り、
それにはすかり恐縮してしまった。


人は色んな意味で、
一人じゃ生きていけない。

それを時に足かせと感じることもあるが、
今日ばかりはただただ感謝した。


大げさではなく、
今日ぼくの命があるのは、
そうやって、
陰日向に、
砕け散ったぼくの欠片を探し集め、
つなぎ合わせてくれた、
皆さんのおかげです。

まだ、
足りないピースがあるかもしれないけれど、
心底ありがとう♪

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