3年半ほど前、
ぼくは公私ともに人生でかつてないほどの、
どん底状態にあった。
今だからそれがどん底だったと言えるのだが、
当時はそれが底なのか、
あるいは二番底があるのか、
皆目見当もつかず、
「ギャン」と叩きのめされ、
粉々に砕け散り、
ぼくは人間の体をなしていなかった。
バラバラになったジグソーパズル。
そこからひとつずつ欠片を拾い集め、
何とかもう一度人間という絵になった。
そんな今に至るまで、
ぼくのことを客観的に見てくれている人と、
今日、
小一時間ほど話をした。
普段は他愛もない雑談が多いのだけど、
今日はちょっと真面目に、
あえてこれまで触れずにきた、
当時の「深層」的なことも、
避けずに尋ねてみた。
スクープ的裏話も知ったし、
普通の羞恥心があれば、
それだけで飛び降りかねないような我が醜態についても、
改めてスポットライトを当ててみることができた。
そうしているうちに不思議なことに、
「3年でよくぞここまで、、、」と、
自分という人間のしぶとさにちょっと感心できた。
と同時に、
ぼくの知らないところで多くの人が、
様々な形で動いてくれていたことも知り、
それにはすかり恐縮してしまった。
人は色んな意味で、
一人じゃ生きていけない。
それを時に足かせと感じることもあるが、
今日ばかりはただただ感謝した。
大げさではなく、
今日ぼくの命があるのは、
そうやって、
陰日向に、
砕け散ったぼくの欠片を探し集め、
つなぎ合わせてくれた、
皆さんのおかげです。
まだ、
足りないピースがあるかもしれないけれど、
心底ありがとう♪
0 件のコメント:
コメントを投稿