たまたまテレビ観戦していたのだけど、
かなり感激した。
「ここで優勝する夢を何回も見た。今でも夢ではないかと怖い」
男泣きのインタビューにしびれた。
アテネ五輪100キロ超級で金メダルに輝いた彼だが、
北京五輪では初戦も敗者復活戦もあっさり破れ、
今やすっかり「過去の人」になっていた。
最近は風貌が何だか引退間際の清原みたいになってきて、
個人的にもあまり好きではなかった。
でも、
こんな復活Vを見せられた日にゃ、
正直「すいませんでした」と謝りたい。
「スポーツで被災者に勇気を」
東日本大震災以来、
こんな台詞を多くのアスリートが口にしたが、
どん底から這い上がってみせた彼こそ、
その言葉に相応しい。
その言葉に相応しい。
他人に勇気を与えるためには、
まず自分が勇気を持たねばならぬのだ。
それに引きかえ、、、
世界フィギュアの男子二人は何だありゃ。
スケート靴の手入れもできない高橋。
同じ規則違反を繰り返す織田。
どっちも言語道断だろう。
特に高橋に至っては、
演技の後に舌をぺロリと出し、
インタビューでは悔し涙の一つでも流すのかと思いきや、
ヘラヘラ苦笑い。
彼が傑出した才能を持っていることは、
疑う余地がないけど、
あの醜態は、
アスリート以前の問題だ。被災地でどれだけの人が、
彼の演技に期待したかわかっているのか。
で、
ソチ目指しますだって。
顔を洗って出直してこい。
日本で開催しなくて本当によかったよ。