2011年4月28日木曜日

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今日は復職前にぼくがいた席の、
ひとつ隣で仕事をした。

登山でいえば8合目ぐらい。

もう頂は目の前だ。

だけど、
仕事のあと上司に言われたよ。

「登頂」は諦めてくれって。

力があるのは重々承知だけど、
やっぱり無理だって。

復職して3年半かけてここまでたどり着いた。

年齢的にも最後の登頂のチャンスだと思っていた。

そもそも期待はしてなかったけど、
ここまで来たら「ひょっとして」と、
かすかな期待も抱いた。

やっぱ人間だもの。
這いあがれるかもという夢はどこかに残ってた。

それはある意味、
昔の自分に落とし前をつけたかったのかもしれない。

でもその夢は今日完全についえた。

8合目と頂上の壁は大きく、
どうしても超えられなかった。

断念を通告されても、
「そうですか」と答えるのが精いっぱいだった。

仕方がない。
ぼくが上司でも駄目出ししたかもしれない。

推す人もいれば、
待ったをかける人もいる。
組織とはそういうものだ。

慎重派を押し切れる圧倒的な力がぼくにはなかったのだ。

だれのせいでもない。
自分がしでかした行為の代償なのだ。

だから特にショックはなかた。
逆にこれで吹っ切れた気もする。

仕事に対するスタンスは、
今後は少し変わるだろう。

ひとつの夢が消えても、
ぼくにはまだ夢がある。

夢を持つ力は残っている。

その力を信じて、
ぼくは今日も前に進む。

●持ちあげて落とされるのは痛い。これを書くか迷ったけど、書いてスッキリした●映画週間続行。第一弾「BECK」。同僚に勧められたのだけど、水嶋ヒロって、役者としてはよかったのになぁ●業務連絡。今日は元町参上します。

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