夕べの余震のあと、
仙台の友人にメールをした。
今日だけで3回返事をくれた。
05時24分
もうやだ…
またライフライン止まった。
やっと少しずつ立ち直ってきたのに。
余震なんてレベルじゃないし
12時38分
まさに、踏んだり蹴ったりだね。
体に力が入りません。
仕事先に行ったらビルの配管が外れて水浸し。
1日に再会したばかりなのに。
めまいする。
14時07分
電気戻りました。
これで水も使えます。
一安心です。
ということで、
こちらも一安心。
一方、
福島原発は予断を許さない。
さっき配られた読売新聞をパラパラ。
元原子力安全委員長松浦祥次郎氏のインタビューに目が行く。
ーー事故の見通しはどうか。最悪のシナリオは?
最悪なのは、新たな水素爆発で格納容器が破壊され、放射性物質が大量に流出することだ。近くに人は立ち入れず、他の炉も手が付けられなくなる。こうなると日本にはもう解決策がないと思う。放射性物質の放出量はチェルノブイリの事故を超えるだろう。こうした事態は何としても防がないといけない。窒素注入はそのための手段だ。
福島原発は今もなお、
現在進行形で綱渡り状態なのだ。
報道が少なくなったからといって、
危険度が下がったわけでは決してない。
日常を取り戻すのも、
明るい話題も、
お笑い番組も結構だ。
ただ、
常にこのような破局的な危険が、
本当にリアルなものとして今の日本に存在していることを、
忘れちゃいけないだろう。
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