2011年4月25日月曜日
納得
観てきました。
母のお供で(笑)
阪急ガーデンズの映画館は満員。
って当たり前か。
この映画でここが一杯にならなきゃ、
嘘だよな。
原作は読んでないのだけれど、
やっぱり女性作家の作品だけあって、
完全に女性目線の内容だった(男が魅力的でない)。
でもまぁ、
芦田愛菜ちゃん可愛かったし、
沿線住民としては納得の小品でした。
阪急今津線の電車と駅と元町と関学が、
舞台のほとんどすべて。
乗ったことがある人なら、
お馴染みすぎる風景や音が一杯だ。
これほど「身近」な場所が映画になることは、
もうないだろうな。
それもさることながら、
一番印象的だったのは観客。
ぼくなんかポップコーン食べながら気楽に観てて、
どう考えても笑えるところなのに、
会場は「シーン」としてる。
一人だけ笑うわけにもいかず、
思わず声を飲みこんだ。
そんな場面が何か所かあった。
(終わってから母も同意見であった)
たぶん、
観客のほとんどは、
子どもの発表会に来た父兄の気分だったんじゃないかな。
「どうか失敗しませんように」みたいな、
ハラハラした緊張感が会場を包んでいたんだと思う。
観終わって会場を後にする人たちは、
一様に「ホッとした」といいたげな表情だった(ように思う)。
日本中でヒットするとは、
とても思えませんが(笑)
●ただ、阪急電車にあんな「なにわのおばはん」は乗ってないと思うんだけど?●映画週間も大詰め。今宵は「LAコンフィデンシャル」(カーディス・ハンソン監督)。噂にたがわぬ傑作でした。
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