2011年4月24日日曜日

記録

東日本大震災のグラフ本が、
そろそろ書店に並び始めた。

そういえば、
阪神大震災の時には、
ぼくも何冊か買ったよな。。。

本棚を探してみると、
4冊出てきた。














2月1日アサヒグラフ「関西大震災」
2月4日サンデー毎日臨時増刊「兵庫県南部地震」
2月7日週間読売「神戸壊滅」
それから3月の読売新聞「阪神大震災」

それぞれ名称が違うが、
どれもあの当時ぼくが買った。

第一印象は、
どれも新品といってもいいほどきれい。

あれから3回引っ越し、
その度に一緒に移動したが、
結局真剣に読むことはなかったのだ。

意味ないじゃん。

会社の後輩によると、
ネットなどでは今、
これらが定価以上で売りに出されているのだとか。

「定価以上なんて、何考えてるんでしょうねぇ」と、
彼女は憤っている。

「そうかぁ?10万円で買ってくれるなら即売るけどなぁ」とぼく。

などと言いながら、
結局売ることもなく、
「東日本」のも何冊か買って、
そしてまたろくに読まず本棚にしまいこみ、
次の大地震の時にまた取り出すのだろう。

意味ないじゃん。

うん。

確かに意味はない。

でも、
買わずにいられぬ衝動が、
絶対に16年前のぼくにはあったんだと思う。

でも結局、
書棚の肥やしになるということが分かった。

貴重な教訓だ。

でも、
やっぱりぼくは東日本大震災のグラフ本を、
買わずにいられないだろう。

断言できる。

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