2011年4月4日月曜日

虚脱

終わりは突然やってきた。














ipadのゲーム「インフィニティ・ブレード」の、
大ラス付近の場面。

「えっ終わっちゃうの」と、
あわててカメラを取り出し撮影した。

前に、
ソフトかハードか原因不明で、
いちからやり直しになったが、
それでも諦めず、
ついにオールクリア。

最強の敵を倒し、
ジ・エンドである。

自分でも驚くほどゲームにのめりこんだのは、
初代「バイオハザード」以来である。

特に地震が起きてからは、
このゲームをしている時が唯一の息抜きだったかもしれない。

そういえば、
バイオハザードの時も、
大きな事故の最中だった。

剣や盾や魔法を順番にマスターし、
強い敵を次々倒し、
やっとゴールした時、
大げさに言えば一種の虚脱状態が訪れた。

それは仕事においても同じである。

先日書いたように、
もうこの会社にいる以上2度とないような仕事を達成し、
今は元の腑抜け社員だ。

そりゃ仕事だから、
ちゃんとやってますよ。

でも、
もうあんな昂揚はもう来ないことをぼくは知っている。

さてゲームに話を戻すと、
エンディング場面のあとに、
こんな画面が現れた。














わかりやすく言えば、
キャラクターのレベルを引き継いで始めるか、
全く新規のゲームとして出直すかという問いかけである。

迷ったけど、
やっぱり同じキャラクターで行くことにした。

未練がましいぼくらしい選択である。

ゲームも仕事も、
ぼく+で続けている。

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