人はそれぞれ皆、
やりきれない思いを抱えて生きている。
どうにもならない思いを抱えて生きている。
そして、
その気持ちは、
だれにも言えないのだ。
中谷美紀のモノローグ、
まったくその通りだな。
小学生であれ、
主婦であれ、
サラリーマンであれ、
政治家であれ、
芸術家であれ、
だれだって悩んでいるし、
その悩みは当人にとっては切実だ。
だれでもそうなのだから、
自分も我慢しなければ。
そう考えてしまえば、
ただただ苦痛になるけれど、
「あぁだれでもそうなんだ」と思いながら、
町や電車の人を眺めていれば、
それだけで、
自分の荷物が軽く感じるのは、
単なる錯覚だろうか。。。
話は変わるけど、、、
ipad2がやっと日本でも発売開始。
1より軽くて早くて、、、
う~ん、
やっぱり欲しい。
欲しい!
と、
アップルストアで購入寸前まで行ったのだが、
ギリギリ思いとどまった。
その代わりというわけでもないのだが、
思い切ってカバーを外した。これまで黒の純正カバーをつけてたんだよね。
ついでに画面の保護フィルムも。
随分スリムになった。
カバーを脱いで軽くなったから、
重量的には2に買い替えたようなものだ。
見た目も新品同様だし。
早さは変わらないけど、
ぼくの使い方にはあんまり関係ない。
今「飽きる力」(河本英夫著、NHK出版生活人新書)を読んでいる。
ある意味「飽きる」ことは、
人生という長い旅には、
欠かせない「能力」らしい。
確かに、
いつまでも全てのことに飽きないとすれば、
人は前に進めない。
「飽きる」とは、
自己防御的な取捨選択作業なのだ。
年齢を重ねていると知らず知らず、
本来飽きてもいいことを蓄積してしまって、
心の体脂肪率を高めてしまっているのかもしれない。
心だって、
健全な新陳代謝を繰り返して成長する。
自分で自分を閉じ込めては駄目だ。
自分で自分を自由にしてやるのだ。
●ペンギンさんと話をしていて、あの人が転職したことを知った。どんな仕事であれ、あの人が笑顔なら、それが一番だと思った●映画週間「死刑台のエレベーター」(緒方明監督)。有名なフランス映画のリメイクで、TUTAYAでほとんど借りられていたので面白いのかと思ったら、これ以上ないほどの駄作だった。
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