先日髪を切ったあと、
何気に「ザ・ライト‐エクソシストの真実‐」(ミカエル・ハフストローム監督)を観た。
これが見たかったわけではなく、
たまたまその時間に始まりそうなのが、
これだったのだ。
御存じ「レクター博士」アンソニー・ホプキンスが、
悪魔払い師を演じている。
それだけが見どころのような、
ほとんど「B級」作品に思えたが、
映画の出来とは関係なく、
この時期だからこそ色んなことを考えた。
宗教ってのも、
結局は世界を読み解く体系のひとつだ。
それは否定的なのではなく、
「科学」と同レベルとして。
だから、
科学にせよ宗教にせよ、
どちらが正しいかなのかが問題なのではなくて、
その体系を信じるか否かなのである。
むしろ宗教の方が、
長年の人類の叡智が詰め込まれている分、
体系としてより強固かもしれない。
映画にも出てくるけど、
バチカンのあのキリスト教建築物の荘厳さを見ていると、
これほどの物を作り上げさせる宗教の力は単純に凄い。
というか、
あれほどの物を作られたら、
何だかその気になるというか、
信じちゃうような気がする。
随分以前にも書いたけど、
信じるということに合理性は不必要だ。
全然非合理であっても、
そう納得すること。
それが信じるということだ。
であるならば、
いまのぼくは科学を信じているのだろうか。
「科学の神殿」とも呼ぶべき福島原発の無残な姿を連日ながめ、
ノーモア原発と思うぼくは、
きっと科学の力を信じてはいない。
知人にこの番組を教えてもらった。
「隠された被爆労働」
科学の力は信じるに足りるのか。
みんなも一緒に見て、
共に考えてみよう。
●番組名をポチっとしてください●業務連絡。今週はチョコパ。
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