2012年11月26日月曜日

上下

ユーミンがデビュー40周年なんて聞くと、
かなりこたえるよな。

サーフィンとかスキーとか、
彼女の歌に乗せられて、
日本中の若者が踊り狂っていた80年代は、
ちょうどぼくの高校から大学時代と重なる。

歌謡曲全盛の時代からフォークを経て、
ニューミュージックが市民権を得ていった時代だ。

今の若いミュージシャンが彼女を見る目線は、
昔の若い歌手が美空ひばりを見るかのごとき感じなのかな?

先日、
コブクロの小渕とミスチルの桜井の対談番組があって、
この二人の関係が面白くて、
桜井は同じミュージシャン目線なんだけど、
小渕の方は桜井はデビュー前からのスターなわけで、
どうしても上下関係が出来てしまう。

そういえば石川さゆりの密着番組ってのもやってたな。

演歌界の大御所なんですって!

まぁ彼女もデビューして40年ぐらいになるし、
大ヒットもあって紅白のトリも歌ってるわけだから、
客観的には「大御所」で間違いないんだろうけど、
ぼくとしては違和感があるんだよな。

そういう意味ではユーミンも、
桜井も大御所なんだけど、
いずれにしてもデビューしたてのころから知っているこちらとしては、
やっぱり違和感があるんだね。

大御所とか殿堂入りとかって、
なんだか名誉勲章というか、
相談役というか、
現役終わった感があるからかな?

思いついたんだけど、
大御所の線引きとして、
「物心ついた時にはスターだった人」って感じない?

そういう意味では内田裕也とかかまやつひろし、
島倉千代子なんかは、
間違いなく大御所。

でも小林幸子とか五木ひろしは大御所じゃない。

森進一が微妙ってとこか。

いずれにせよだ。

どんな分野につけ、
大御所って呼ばれていい気になったらおしまいだということよ。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...