人を従わせるのに最も有効な手段は、
無力感を味あわせることだと、
何かで読んだんだけど思い出せない。
これは言えてるなぁ。
どれだけ民意が離れていても、
どじょうは首相に居座るし、
次の政権が自民だろうが維新だろうが、
民主のままだろうが、
どうせ脱原発には向かわないだろう。
日本が敗戦後、
どれだけ対米追従をさせられ、
自主独立の動きが封じ込められてきたか。
沖縄から基地を減らそうと、
どれだけデモをしても、
基地が減るどころか、
オスプレイなどという厄介者まで現れ、
おまけに米兵は少女をレイプする。
いろいろな事を知るのは大事だけれど、
知れば知るほど、
民主主義さえ資本主義の奴隷になっていることに気づき、
個人の命や尊厳は、
「二の次」なのだと思わざるを得ない。
八方ふさがりで打つ手がなく、
さりとて自爆する勇気もなく、
少なくとも自分自身は今のところ安全地帯にいるという、
そんな情けない理由にかこつけて、
矛先をおさめてしまう。
こうしてブログに書いて、
オレは抵抗している気になっても、
所詮ただの「ガス抜き」でしかない。
1%が99%を支配する世界は間違いだと思うぼくは、
本当に99%の側にいるのだろうか?