2012年11月1日木曜日

無力

人を従わせるのに最も有効な手段は、
無力感を味あわせることだと、
何かで読んだんだけど思い出せない。

これは言えてるなぁ。

どれだけ民意が離れていても、
どじょうは首相に居座るし、
次の政権が自民だろうが維新だろうが、
民主のままだろうが、
どうせ脱原発には向かわないだろう。

日本が敗戦後、
どれだけ対米追従をさせられ、
自主独立の動きが封じ込められてきたか。

沖縄から基地を減らそうと、
どれだけデモをしても、
基地が減るどころか、
オスプレイなどという厄介者まで現れ、
おまけに米兵は少女をレイプする。

いろいろな事を知るのは大事だけれど、
知れば知るほど、
民主主義さえ資本主義の奴隷になっていることに気づき、
個人の命や尊厳は、
「二の次」なのだと思わざるを得ない。

八方ふさがりで打つ手がなく、
さりとて自爆する勇気もなく、
少なくとも自分自身は今のところ安全地帯にいるという、
そんな情けない理由にかこつけて、
矛先をおさめてしまう。

こうしてブログに書いて、
オレは抵抗している気になっても、
所詮ただの「ガス抜き」でしかない。

1%が99%を支配する世界は間違いだと思うぼくは、
本当に99%の側にいるのだろうか?




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