2012年11月16日金曜日

選択

民主党から離党者が相次いでいる。

もはや沈みかけた船同然、
鳩山や菅や野田さえも当落不明とまで言われる状況だ。

確かにひどい3年余りだった。

特にどじょうが首相になってからは、
対米追従と官僚の言いなりが激しく、
ぼくは嫌悪感すら抱いた。

だがしかし、
問題は、

じゃ自民党なのか?

という点だ。

もちろんぼくはノーだ。

だから、
もう自民の政権返り咲きは当確かのような、
マスコミ報道には疑いの目を持ってしまう。

あれほど倦んで別れを告げた自民党政権に、
たった3年余りで逆戻りですか?

そりゃないだろ。

何にも変わってないぜ、
あの党。

自民党政権に逆戻りすれば、
間違いなく言えることは、
その時点で脱原発の道は一瞬で消滅する。

約50もの原発をこの地震大国に作り続けてきたのは、
ほかならぬ自民党政権下においである。

そのおびただしい原発を、
とりあえず大飯を除いて止めているのは、
民主党政権なのである。

そういう意味で、
もしも自民か民主かの二者択一なら、
ぼくは迷わず民主をとる。

どじょうは好かないけれど、
脱原発派としては自民はあり得ない。

日本は3年前、
保守とリベラルの2大政党の実現へ、
大きく舵を切った。

もしたった3年でいつか来た道へ戻るなら、
日本人はやっぱり健忘症民族だということになるし、
そんな国なら脱原発はそもそも無理、
ということになる。

3.11の犠牲者に対する生き残った者の責任として、
自民という選択肢は絶対にあり得ないと思う。

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