2012年11月14日水曜日

木偶

公開中の「のぼうの城」(犬童一心監督)を観た。

特に理由があったわけではなく、
たまたま空いた時間にやってたのが、
これだったし、
ネットの評価も意外によかったので。

とにもかくにも主演の野村萬斎につきるな。

2時間40分が長く感じなかったということは、
それなりに楽しめたってことだと思う。

いろいろ小言を言いたい部分もあるけれど、
それはやめとく。

なんだかさ、
最近、
このブログもそうなんだけど、
政治への批判を書いているうちに、
自分の中で批判癖がついてきたようで、
何だかやなんだ。

たとえそれが世のためと思っていても、
誰かや何かを批判するのって基本ダーク、
自分の心にある種の「攻撃性」を育ててしまう。

国会中継を見ていて思うけど、
あそこに並んでいる人らはみな、
批判し批判されることが日常の人々だ。

そんな日々を何年もすごしていたら、
どんな人でもみんなあんなツラになってしまう。

そういう意味では彼らもご苦労さんなことだ。

ここんところが肝心なんだけど、
だからといって、
批判精神を封印して、
のほほんと暮らすばかりでは、
大人としての責任がなさすぎる。

言うべき時には言う。

たとえそれが何かのはずみであっても、
言ってしまったら責任はとる。

そう、
のぼう様のようにね。

てなことを感じさせられた映画でした。

●昨日のブログ、公開しそこなってました。一応書いて、タイトル何にしよっかなぁって考えてたら、保存のままに、、、情けない、、、


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