公開中の「のぼうの城」(犬童一心監督)を観た。
特に理由があったわけではなく、
たまたま空いた時間にやってたのが、
これだったし、
ネットの評価も意外によかったので。
とにもかくにも主演の野村萬斎につきるな。
2時間40分が長く感じなかったということは、
それなりに楽しめたってことだと思う。
いろいろ小言を言いたい部分もあるけれど、
それはやめとく。
なんだかさ、
最近、
このブログもそうなんだけど、
政治への批判を書いているうちに、
自分の中で批判癖がついてきたようで、
何だかやなんだ。
たとえそれが世のためと思っていても、
誰かや何かを批判するのって基本ダーク、
自分の心にある種の「攻撃性」を育ててしまう。
国会中継を見ていて思うけど、
あそこに並んでいる人らはみな、
批判し批判されることが日常の人々だ。
そんな日々を何年もすごしていたら、
どんな人でもみんなあんなツラになってしまう。
そういう意味では彼らもご苦労さんなことだ。
ここんところが肝心なんだけど、
だからといって、
批判精神を封印して、
のほほんと暮らすばかりでは、
大人としての責任がなさすぎる。
言うべき時には言う。
たとえそれが何かのはずみであっても、
言ってしまったら責任はとる。
そう、
のぼう様のようにね。
てなことを感じさせられた映画でした。
●昨日のブログ、公開しそこなってました。一応書いて、タイトル何にしよっかなぁって考えてたら、保存のままに、、、情けない、、、