2013年8月28日水曜日

野心

一気に秋の予感。

なんて、
またしても季節ネタ。

ということは。

書く事がない。

わけではありません。

平和なんですよ。

要するに。

申し訳ないほど。

そういえば最近、
林真理子の「野心のすすめ」(講談社現代新書)読んだ。

彼女がデビューしたのは、
大学生のころだったかな?

あのころ確かにコピーライターブームで、
糸井重里の「おいしい生活」とか、
池袋のパルコあたりが賑やかだったね。

生理的に合わないタイプの女性で、
それは今も変っていないけれど、
この本の中でいい言葉がいくつかあった。

なんといっても、私のモットーは、「やってしまったことへの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」です。

あと、

野心が車の「前輪」だとすると、努力は「後輪」です。

両方正しく働かないと、
前には進まないというワケ。

まぁ実際今や直木賞の審査員までやってる彼女。

才能もさることながら、
努力やいかばかりかと思う。

現代日本において、
筆一本で食べてる職業作家は、
50人ほどなんだそうだ。

プロ野球選手や芸能人どころではない。

どんどん斜陽になる出版業界において、
30年以上にわたって一線にいるということは、
それだけで無条件にすごい。

そんな彼女が先日の情熱大陸で、
執筆はサインペンだと知って驚いた。

しかも、
それ、
うちの会社で使ってるのと同じやん!

思わず一本もって帰って来たわ(笑)

このほとんど筆圧ゼロの感じがいいのだそうだ。

サラサラサラ。

番組でエッセーを書く彼女は、
まさにそんな感じ。

机に座った時には、
ほとんど頭の中で出来上がっているそうだ。

30年。

年がら年中24時間。

何を書くか。

どう書くか。

それを続けられる体力や執念。

自分にどん欲というか、
自分への期待値が高いんだと思う。

それを「野心」と言うのかもしれない。


遺志

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