会社帰りにヨドバシに寄り道した。
手のひらサイズのパソコンがあって、
その実物を見てみたかったからだ。
それはすぐに見つかり、
予想と違わず小さくて軽く、
とてもいい感じだった。
若い男の店員に、
ネットにつないでもらえないかと頼んだら、
「いいですよ」
って軽く引き受けてくれた。
ところがなかなか上手くいかない。
3分か5分か。
あんまり手間取るので気の毒になってきて、
でもそのPC自体はとっても気に入ったので、
「もういいですから、これください」
と言ってしまった。
ところがこの若い男の店員は、
「これよりも3000円高いですけど、こちらの方が性能がいいですよ」
と隣の製品を勧めてきた。
ぼくは最初のヤツがデザインも含めて気に入っていたので、
性能は良いけど無骨な隣のヤツには全く興味がなかった。
それでも店員はその無骨なヤツでネットにつないで、
「こんな感じです」
って画面を見せてくれた。
そのネットの画面の文字が、
思った以上に小さかった!
まるで契約書とかの裏の細則みたいに、
読まれることを拒絶しているようだ。
これは予想外だった(今思えば当たり前だが)。
駄目だ。
目がついていかない、、、
結局、
ぼくは店員君の肩をたたいて、
「いろいろありがとう。ちょっと考えます」
と言って店を立ち去った。
「これください」ってぼくが言った時に、
店員君が隣の製品を勧めてなければ、
ぼくはきっと今小さな画面のPCと格闘していただろう。
店員君の行為は、
店にとっては余計だった(かもしれない)が、
ぼくにとっては結果的に親切だった(かもしれない)。
こうして衝動買いは回避された。
●いよいよ真央発進。
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