2010年2月10日水曜日

代弁

昨日借りたCDを返しに行ったが、
店員が確認しようと開けると、
別のDVDが入っていた。

ありがちな間違い。

その映画「ストロベリーショートケイクス」(矢崎仁司監督)は、
フリーターとOLとイラストレーターと風俗嬢、
4人の女性の物語。

映画としての出来はまぁまぁだったけど、
出だしの池脇千鶴の台詞がすべてを語っている。


みじめだった。

人生最悪にみじめだった。

死んでやろうと思った。

だけど思ったんだよね。

そんな最悪な出来事を乗り越えられた私って、強いって。

生き返った私には、何だってできるような気がしたんだよ。

それから2年たっても、やっぱり私は生きている。


何で人って、
ちっぽけなことで思い悩むのだろう。

それに引きかえ、
吉田松陰先生は偉い。

昨日あれからウィキペディアで調べて驚いた。

立志尚特異 (志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない)
俗流與議難 (世俗の意見に惑わされてもいけない) 
不思身後業 (死んだ後の業苦を思い煩うな)
且偸目前安 (目先の安楽は一時しのぎと知れ)
百年一瞬耳 (百年の時は一瞬にすぎない)
君子勿素餐 (君たちはどうかいたずらに時を過ごすことなかれ)


どうだこの潔さ。
若者だったら絶対グッとくるよな。

いたずらに時を過ごしたぼくではあるが、
やっぱり若い人にこういう言葉を贈りたい。

この言葉通りに生きた松陰先生は、
結局30歳で死罪になるんだけど、、、


●返し損ねたCDは安室奈美恵の「PAST<FUTURE」。彼女、わが道を突き進んでるな●リチャード・ボナのライブに行った。音楽の世界のボルトを見た感じ。超人という意味で●もといちの日の写真、ようやく送り方がわかった。

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