2010年2月25日木曜日

顛末

読売新聞の朝刊社会面(大阪版)に載っていた記事に目を引かれた。

「夫婦すれ違いの悲劇」という見出しで、
大阪淀川区で今年1月に起きた心中事件の顛末を紹介している。


42歳の調理師の男は、
株で500万円の借金を抱えたことを悲観し、
同い年の妻と、
中学3年生の長男と小学6年生の長女の首を絞めて殺した。

自分も死ぬつもりだったが果たせず、
翌日警察に出頭したという。


ここまではどこかで聞いたような話だが、
その後、
妻に2000万円の貯金があったことがわかる。

兼業主婦だった妻は夫に内緒で、
子どもの学資として貯めていたらしい。

妻は夫の借金に気付かず、
夫は妻の貯金のことは知らなかった。


もし夫が借金のことを妻に打ち明けていれば、、、

もし妻の貯金のことを夫が知っていれば、、、

そこが悲劇だというのだろうが、
そんなことは考えても詮無き事。

夫に同情の余地は全くない。


合意の上での心中ならまだしも、
無理心中、
それも未遂。

妻子を殺しておいて、
自分は死に切れなかったという話ほど腹立たしいものはない。

特に、
すれ違い夫婦の犠牲になってしまった子どもが不憫でならない。

「殺人犯の子と非難されるのが哀れで道連れにした」と男は言っているそうだが、
身勝手もはなはだしい。


この男、
自力では死ねなかったのだから、
国家権力で思いを遂げさせてあげるのが、
残された唯一の道だと思う。


●浅田真央やった!正直、ヨナより上では?と思ったけど、専門的に採点すると、ああいうことになるのだろう。ヨナの最後の決めポーズの後、NHKのアナウンサーが「撃ち返されました」と言ったあの台詞は絶妙だった。フリーのある金曜日はTVにくぎ付けになる。よって、元町には今日行こう。

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