もし、
「一番嫌いな言葉は何ですか」と尋ねられたら、
間違いなく「後悔」だと答える。
ま、
「後悔」が好きな人なんていないだろうけど、
ぼくはとにかく後悔しない。
「反省すれど後悔せず」
前にも書いたが、
若い時のある日、
ぼくはこの言葉を人生のモットーと決めた。
あれから数十年の歩みの中で、
あの道を選んでいたらと、
想像してみることはある。
でも決して後悔の念には結びつけない。
なぜなら、
結果的にその道を選んできたのはぼく自身だからだ。
たとえそれが他人の強制や、
そうせざるを得ない不本意な状況であったとしても、
それを甘受したのはぼくだ。
自分がなした行動の結果について、
後悔するほど馬鹿らしいことはない。
反省は前向きな態度だけど、
後悔は後ろ向きでしかない。
そう思ってきたし、
これからもそうあり続ける。
もちろん客観的にみた場合、
「お前少しは後悔しろよ」って自分に突っ込みたい部分が、
多々あるのだが、
それでも歯を食いしばって後悔しない。
これは意地の問題だ。
ところで。
「愛とは決して後悔しないこと」
「ある愛の詩」(アーサー・ヒラー監督)で余りに有名なこの台詞の意味が、
実はずっと分からなかった。
今回いい機会なので調べてみた。
実際の台詞はこうだ。
Love means never having to say you're sorry.
英語得意じゃないんでピンとこないけど、
「愛しているなら『ごめん』なんて言わないで」
っていうあたりが自然な訳らしい。
でも、
そう言われて改めて、
「愛とは決して後悔しないこと」というのが名訳だと思えてきた。
愛するという行為は、
どんなに辛いことや苦しいことがあっても、
絶対に後悔しないという決意と、
まさにイコールなのだ。
要は心の持ちよう。
後悔するもしないも、
自分次第なんだ。
●前に「反省すれど後悔せず」と書いたのは、去年の4月7日付け。ライブの夜の書き込みだった。もうじき一年になるのか、、、●真央、後悔するなー●元町で、サングラスをかけたブルドックと、花束を抱えて商店街を歩くペンギンを見た。
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