
「い・ろ・は・す」が天然水のことだと知ったのは、
割に最近のことだ。
これが流行っていると知ってから、
もっぱらこれを飲んでいる。
最初、
ペコペコの容器が頼りなく感じたのだけど、
蓋を開ける前のぷにょぷにょした感触は、
何かに似ている。
そうだ。
夜店の金魚すくいでもらった金魚を持ち帰る、
あの袋の感じ。
あるいは、
夏の甲子園で買った、
勝ち割り氷の手触り。
そして飲み終わったあと、
くしゃくしゃと容器を丸めるのは、
爽快でさえある。
たぶん数年前なら、
「安っぽい」と、
見向きもされなかっただろう。
名前にしても、
提案しただけで「ふざけるな」と、
一蹴されたに違いない。
でもエコの時代になって、
こういう商品が現実化し、
消費者に「新しい」と受け入れられていく、
その感覚の推移が面白い。
水といえば、
ぼくにはもう1つ忘れられないブランドがある。

JTの「大地が磨いたきれいな水」。
あんまり売っていないけど、
ぼくの行き着けの場所の自販機で売っていて、
行くと必ず買う。
それはもう、
儀式のようなものだ。
この水を手に取るとよみがえる、
あらゆる感覚を忘れたくないから、、、
●「い・ろ・は・す」は近所の自販機では130円、会社の自販機は120円、会社近くのドラッグストアでは88円。「大地が磨いた…」は、行き着けの自販機で100円。水といっても色んな値段があるものだ●今日も「大地が磨いた…」を買った。
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