「1Q84」を猛烈な勢いで読んでいる。
内容の良し悪しとは別に、
村上春樹の文章はとにかく読みやすい。
ほぼ今日だけで430ページまで進むのだから。
それにしても、
この小説には「代償」という単語が頻出する。
何かを得るためには、
何かを失わなければならない。
その通りだ。
そうやって誰もが生きている。
18歳のある日曜日、
ぼくは大酒飲みになりたくなった。
酒豪と呼ばれたくなった。
きっかりその日を境にして。
調べれば正確な日付もわかるだろう。
だから大学に入学し、
東京で一人暮らしを始めた19歳から、
本格的に確信的に、
あらゆる酒を、
好きな時に好きなだけ飲んできた。
学生から社会人へ。
ホワイトが角瓶になり、
地酒、
焼酎、
シングルモルト、、、
1年365日、
飲まなかった日はなかったし、
それも毎日とことん、
納得いくまで、
つまり心と体が麻痺しきるまで飲んだ。
決して誇張ではない。
そのことで得たものもあるし、
失ったものもある。
当然のことだ。
そんな生活を20年以上続けた挙げ句、
3年前のある日を境に、
ぼくは酒を飲まなくなった。
一滴も。
誇張じゃなく。
それによって得たものもあるし、
失ったものもある。
当然のことだ。
これなんかは、
得たものの代表でしょうかねぇ(笑)
●明日は「1Q84」の感想になるでしょうねぇ、やっぱり。
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