2010年4月24日土曜日

暗号

野球といえば思い出したのが、
サイン。

特にプロ野球のサインの仕組みは複雑だ。

例えば、
バッターは三塁コーチを見て、
ベンチの指示を受け取るが、
そもそものサインはベンチの監督が出している。

なら監督が直接バッターに伝えればって、
普通考えません?

でも、
本当は、
監督からコーチへのサインの出し方と、
コーチからバッターへのサインの出し方は違うんだって。


えーっと例えれば、
監督はフランス語で三塁コーチに伝え、
コーチはそれを日本語に翻訳してバッターに伝えてるって感じ。

だから、
打者が監督のサインを見ても、
それが何を意味するのか分からないのだという。


ピッチャーとキャッチャーの間もしかり。

大抵はキャッチャーがサインを出すのだけど、
コースや球種は、
複雑な暗号化を経てピッチャーに伝えられる。

もし、
それがバッターにばれれば、
一流のプロならたとえ160キロの球でも、
簡単に打ってしまう。

そんなもんらしい。

だから、
サインの仕組みは球団の秘中の秘。

しかし、
何万人って観客の前で公然とやりとりされながら、
当事者にしか分からないサインって、
なんとも奥が深い。


ただ投げて、
ただ打つだけじゃぁ、
プロは務まらないのである。

●金曜日。元町巡りな一日だった。

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