野球といえば思い出したのが、
サイン。
特にプロ野球のサインの仕組みは複雑だ。
例えば、
バッターは三塁コーチを見て、
ベンチの指示を受け取るが、
そもそものサインはベンチの監督が出している。
なら監督が直接バッターに伝えればって、
普通考えません?
でも、
本当は、
監督からコーチへのサインの出し方と、
コーチからバッターへのサインの出し方は違うんだって。
えーっと例えれば、
監督はフランス語で三塁コーチに伝え、
コーチはそれを日本語に翻訳してバッターに伝えてるって感じ。
だから、
打者が監督のサインを見ても、
それが何を意味するのか分からないのだという。
ピッチャーとキャッチャーの間もしかり。
大抵はキャッチャーがサインを出すのだけど、
コースや球種は、
複雑な暗号化を経てピッチャーに伝えられる。
もし、
それがバッターにばれれば、
一流のプロならたとえ160キロの球でも、
簡単に打ってしまう。
そんなもんらしい。
だから、
サインの仕組みは球団の秘中の秘。
しかし、
何万人って観客の前で公然とやりとりされながら、
当事者にしか分からないサインって、
なんとも奥が深い。
ただ投げて、
ただ打つだけじゃぁ、
プロは務まらないのである。
●金曜日。元町巡りな一日だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿