目が覚めて、
コーヒーを飲み、
ふと外を窓の外を見てびっくり。
積雪。。。
この町じゃぁ、
降ることはたまにあるけど、
こういう、
いわゆる「積もった」状態になったのは、
ほんと数年ぶりでは?
といっても、
せいぜい3センチほどだけど。
あまりに珍しいので庭をパチリ。
ちょうど休日。
こんな日は外出せず、
家にこもってビデオ鑑賞する。
「ブリット」(ピーター・イエーツ監督)。
会社の先輩に「マックイーンカッコいいぞ」と薦められたのだ。
1968年作品。
一匹狼的なロス市警の警部補が、
自分流を押し通して犯人を追いつめるという、
刑事もののハシリのような作品。
サンフランシスコの街中で繰り広げられる、
カーアクションで有名だそうだが、
始まってしばらくの第一印象は「古い」。
まず、
全編114分にしては、
とっても台詞が少ない。
だからストーリーがわかりにくい。
たぶん、
今の映画手法なら、
この倍はしゃべらせるんじゃないだろうか?
そして時間は90分ぐらい圧縮して、
カット割りは5倍ぐらいに増やして、、、
そう考えると、
今の映画って観客に親切に作られているのだなぁ。
でも、
これはあくまで「親切」であって、
「進化」とイコールではない気もしてくる。
たとえば、
寡黙に犯人を追いつめるマックイーンの渋さが、
果たして今の映画手法で出せるかというと、
それはまた別問題なのだ。
はっきりくっきり明快になればなるほど、
逆に見えずらくなっていくものってあるんだなぁ。
シネコン全盛で、
とにかくさっさと観てもらって、
そんでわかんなきゃ、
「つまんない」とそっぽを向かれる時代だから、
仕方ないとは思うけど。
にしても、
一般的に昔のものを「古い=稚拙」と感じてしまうことは、
こちらの脳が進化しているわけじゃなく、
イマドキの分かりやすい文法に、
単に慣らされているだけなのかもしれない。
そこ要注意ね。
●結論。マックイーンはやっぱ「大脱走」がお気に入り●西村賢太がNHKニュースに出てた。書いた9割は事実だけど、大分誇張していると言っていた。
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