2011年2月15日火曜日

積雪

目が覚めて、
コーヒーを飲み、
ふと外を窓の外を見てびっくり。


















積雪。。。

この町じゃぁ、
降ることはたまにあるけど、
こういう、
いわゆる「積もった」状態になったのは、
ほんと数年ぶりでは?

といっても、
せいぜい3センチほどだけど。

あまりに珍しいので庭をパチリ。

ちょうど休日。

こんな日は外出せず、
家にこもってビデオ鑑賞する。

「ブリット」(ピーター・イエーツ監督)。

会社の先輩に「マックイーンカッコいいぞ」と薦められたのだ。

1968年作品。

一匹狼的なロス市警の警部補が、
自分流を押し通して犯人を追いつめるという、
刑事もののハシリのような作品。

サンフランシスコの街中で繰り広げられる、
カーアクションで有名だそうだが、
始まってしばらくの第一印象は「古い」。

まず、
全編114分にしては、
とっても台詞が少ない。

だからストーリーがわかりにくい。

たぶん、
今の映画手法なら、
この倍はしゃべらせるんじゃないだろうか?

そして時間は90分ぐらい圧縮して、
カット割りは5倍ぐらいに増やして、、、

そう考えると、
今の映画って観客に親切に作られているのだなぁ。

でも、
これはあくまで「親切」であって、
「進化」とイコールではない気もしてくる。

たとえば、
寡黙に犯人を追いつめるマックイーンの渋さが、
果たして今の映画手法で出せるかというと、
それはまた別問題なのだ。

はっきりくっきり明快になればなるほど、
逆に見えずらくなっていくものってあるんだなぁ。

シネコン全盛で、
とにかくさっさと観てもらって、
そんでわかんなきゃ、
「つまんない」とそっぽを向かれる時代だから、
仕方ないとは思うけど。

にしても、
一般的に昔のものを「古い=稚拙」と感じてしまうことは、
こちらの脳が進化しているわけじゃなく、
イマドキの分かりやすい文法に、
単に慣らされているだけなのかもしれない。

そこ要注意ね。

●結論。マックイーンはやっぱ「大脱走」がお気に入り●西村賢太がNHKニュースに出てた。書いた9割は事実だけど、大分誇張していると言っていた。

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