2011年2月24日木曜日

現場

「戦場カメラマン」という職業を、
一気に身近にしてくれた渡部陽一氏。

早ければ春にも「戦場」に戻るそうな。

ホンマかいな?

率直な感想だ。

「タレント」として昨年一気にブレークして、
もう「食う」ために戦場に行く必要はなかろうに。

テレビで飽きられたって、
講演や本を執筆していけば、
もう一生分ぐらいは優に稼げるはず。

現場にこだわる気持ちって、
全然畑違いの仕事をしているぼくにも、
わからんわけではない。

ぼくは今働いている現場が好きだし、
管理職になりたいなんて思わない。

してやろうと言う人もいないが(笑)

ま、
それはともかく、
戦場に行って現状を伝えるっていうのは、
普通の「現場」と違って、
清水の舞台から飛び降りるどころじゃない、
ちょっとのっぴきならない精神状態じゃないと、
踏み出せるもんではなかろう。

妻も子もあって尚、
渡部氏と戦場へと駆り立てる動機とは、
一体なんなんだろう?

あの温和な語り口調の内面に、
どんな炎が揺らめいているのだろう?




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