2011年11月30日水曜日

濃厚

会社に着くや否や、
後輩が寄ってきて、
ブロンドって何ですか、
とたずねてくる。

ブロンド?

何それ。

この前言ってたじゃないですか、プリンの、、、

あぁ、あれね、あれはね、、、

その後輩と先日プリン談義をしたことを思い出した。

ぼくはある銘柄のプリンが好きなのだけど、
最近、
たまに別のに浮気する。

その上、
またさらに別のプリンに最近はまっており、
そういう状態を、
「ブロンド美人と浮気」と表現したのだ。

下らん。

で、
そのブロンドプリンがこれ。













ベルギーチョコレートプリン。

だからブロンド。

下らん。

でも濃厚でおいしい。

お試しを(笑)

2011年11月29日火曜日

傀儡

亡き親父は、
テレビのサスペンス番組が好きで、
見始めてすぐに犯人を予想するのが好きだった。

これがまた、
意外なほど当たるので、
子どもだったぼくには驚きだった。

それはストーリーとかとは関係なく、
こういう事件でこういう台詞をいう、
この手の俳優は絶対犯人だ、
みたいなパターン予想によるもので、
しょっちゅう見ていれば自然に身に付くのだと、
今では思うけど。

申し訳ないけど、
見るからに悪人顔な人はいるもので、
例えに出して申し訳ないけど、
民主党の輿石幹事長や小沢一郎などは、
その典型だと思う。

ドラマの場合、
悪人顔の人が実はめっちゃいい人で、
善人っぽい二枚目が狡猾な悪だったりするのだが、
政治の世界ではどうなんでしょうね。

きょうNHKクローズアップ現代を見たら、
大阪知事になる松井一郎氏が出演していた。

率直に言ってこの人、
ちゃんと知事できるんかいな?

ロシアにおけるプーチンが橋下で、
メドベージェフが松井だと思っていたが、
松井氏はいろいろ突っ込まれると、
立ち往生しそうな気もした。

ただし、
人が良さそうに見えた点は、
大きな成果だったと思う。

テレビは、
話した内容より、
映った印象がほとんどすべてだから。

少なくとも悪人顔ではない。


2011年11月28日月曜日

維新

電力会社が総力を結集して、
「橋下潰し」をはかった、
大阪知事選と大阪市長選。

「大阪秋の陣」は、
橋下率いる維新の完勝。

いよいよ大阪都が現実味を帯びてきた。

大阪が都になったとして、
何もかもがバラ色になるわけないことぐらい、
有権者は知っているけど、
知事になってからなかなかしたたかな、
政治家・橋下に何かを託してみたくなった気持ちは、
わからないではない。

仮想敵を作って、
「改革か現状維持か」二者択一を迫るやり方は、
小泉純一郎そのままなんだけど、
あの狂奔のむなしさを知りながら、
それでもすがらねばならない点が、
大阪の抱える問題の根深さを感じさせる。

なんていうきれいごとはさておいて、
大阪都になれば、
日本に府は京都だけになる。

京都のお人は「うちは府でよろしいわ、ふふふ」と、
思っているかどうかあ知らないが、
何か「独特感」が増す気はする。

そして再び話は維新に戻るが、
日本の閉塞感が続く限り、
維新の勢いは国政にも波及しそうだ。

遠くない将来、
橋下が総理なんて時が、
来そうな感じもするのである。

そうそう、
なんで電力会社が橋下潰しに動いたかというと、
大阪市は関西電力の筆頭株主なのです。

大阪の公務員と、
関西電力は戦々恐々ですな。

2011年11月27日日曜日

混合

水とお湯を混ぜる混合栓。

昔はレバーを下げると出て、
上げると止まるタイプが主流だった。

確かにその方が実際の液体の動きに沿っていて、
自然だと思う。

ところが、
1995年の阪神大震災で状況は変わる。

地震で落ちてきた物で栓が開き、
水が出しっ放しになる「被害」が相次ぎ、
それを境に下げると止まる、
現在の方式が一気に主流になった。

で、
我が家の場合は昔風なのだが、
最近、
台所のやつが水漏れを始めた。

修理を頼んだら、
交換しか方法はなく、
さりとて同じ物はすでになく、
下げたら止まる、
今風のものに変えざるをえなくなった。

混合栓が我が家にそこだけなのなら、
慣れの問題で済むのだけれど、
うちには計3カ所、
同じような混合栓がある。

台所だけ逆になるってどうよ。

混合栓が混合する事態に、
果たしてぼくの、
そして母の頭が耐えられるのか、
はなはだ心もとない。

出そうと思ってグッと力を入れて下げて、
そんなことを何度も繰り返したら、
壊れてしまうのではないか、
とっても心配なのである。

2011年11月26日土曜日

驚愕

行って参りました、
上原ひろみライブ。

もはや世界的と言っていいジャズピアニスト。

テレビでは何度も見ているけど、
生は初めて。

いやいやスゴかった。
ロックとかならいざ知らず、
最後は文字通り総立ち。

あれほどのスタンディングオベーションって、
生まれて初めて見た。

って、
ぼくもその一員なんだけど。

ピアノの技術的なことはちっともわかりませんが、
とにかく楽しそうに弾いていた。

まるで、
子どもが遊園地にいるようだった。

トリオの残るベースとドラムが、
はしゃぎまくる孫のお守りをしてるって感じがまた、
微笑ましかった。

途中の休憩時間に、
調律師がピアノを触っているので、
すげー幕間に調律かよ、
って思ったら、
何と弦が切れたとか。

ピアノは三本で一音になっていて、
うち高音の一本が前半に、
残る二本のうち一本も後半に切れた。

珍しいことだと、
彼女もビックリしてた。
そんなことでいいのかヤマハ。

それにしても、
アメージングな演奏でした♬

●突然ですが、土曜日に元町に参上します。

2011年11月25日金曜日

脚本

「家政婦のミタ」が面白い。

んなことはもう、
とっくに皆さんご存知でしょうが。

感情を出さない、
でも、
仕事は正確無比な家政婦を、
松嶋菜々子が演じる連続ドラマだ。

タイトルからして、
人をくってるんだけど、
この「ミタ」という家政婦の造形が、
ほとんどターミネーターなのに笑う。

こちらは笑うが、
ミタは絶対に笑わない。

2年ぶりの連ドラ主演という松嶋、
よくぞ、
この脚本に乗ったなぁって思う。

本人が相当冒険心があるのか、
信頼するスタッフがいるのか。

で、
だれが脚本家なんだろうと調べたら、
遊川和彦って人で、
ぼくよりはるか年上の大ベテランだった。

新進気鋭の若手だろうって、
勝手に想像してましたが。

思うに、
映画よりテレビドラマの方が、
脚本家って気になるのは不思議だ。

宣伝でも、
●●脚本って、
テレビでは使うけど、
映画では普通●●監督だろう。

調べてみてわかったけど、
このドラマは、
監督が複数で担当しているのだ。

テレビでは珍しいことではないが、
考えてみれば不思議なことだ。

複数に監督がいて、
連ドラとしての統一感があるって、
一体どういう作り方してるのか、
興味がわいてきた。

にしても気になりますな、
ミタの正体。



2011年11月24日木曜日

回文

今日はお休みだったのだが、
全く身体を動かす気分ではないことに、
起床してすぐに気づいた。

といっても、
風邪をひくなど、
体調が悪いっていうわけではなく、
ただ、
「今日は家にいろ」と身体が言っているような、
気がしただけなのだが。

本当は、
友人のイベントに顔を出そうと思っていたので、
不義理を詫びるメールを送ったら、
速攻返事が来た。

その内容にビックリしてしまって、
何も考えられなくなり、
もう一度ベッドに入って寝てしまった。

先日会社で、
「セカンドライフ」とかいう冊子が配られた。

ぼくと同じ世代の社員全員に、
「退職後」の暮らしについて考えさせようという内容。

退職金や年金の計算方法や健康管理など、
いろいろ書かれているのだが、
ひねくれ者のぼくは、
ちっとも真剣に読む気なし。

ただ、
あぁ、
そうやって会社って、
やんわりお払い箱を告げてくるのだなと、
感心した。

親父が言ってたな。

会社に20年はいれるけど、
30年は難しいって。

親父が死んでからの方が、
相談したいことが増える。

困ったもんだ。

そういえば、
談志が死んだ。

だんしがしんだ。

回文だと今ごろ気づいた。

2011年11月23日水曜日

機嫌

うん、
とも、
すん、
とも言わなかったパソコンが、
突如復活した。

何事もなかったかのように。

機械のくせに、
気まぐれな動物みたいだ。

無事はよかったんだけど、
なんか腹立つ(笑)

それはともかく。

先日、
今年仕事納めうんぬん書いたけど、
その翌日、
一緒に仕事した後輩がやってきて、
「昨日は大成功でしたね」とニコニコ顔。

お、
お前どっからその自信がわいてくるん?

俺なんか反省ばっかりやったで。

えー、
そーですかー?

若い人のポジティブな姿勢、
ちょっとは見習った方がいいのかな?

それもともかく。

久々、
天満・じゃず家セッションに行ってきました。

今日は、
サックスとドラマーの人がいっぱい。

いつも書くのだけど、
今日は、
サックスでドラムな気分だったのだろうか?

本当に不思議な現象だ。

で、
ぼくの出来はというと、、、

自分ではよくわからないんだけど、
拍手は一杯もらった。

お客さんで一人、
誰が演奏しても、
すんごい腹から声援してくれる人がいて、
たぶんそれにつられたんだと思うけど。

でも、
やっぱり嬉しいもんだし、
素直に出来がよかったのだと、
前向きにとらえようと思う。


2011年11月22日火曜日

故障

ペンギンさんちのパソコンが壊れたそうで、
「まぁまぁ、それぐらいで心乱されないで」なんて、
笑い半分なぐさめていたら、
うちのパソコンの一台が、
昨日からうんともすんとも言わなくなった。

まぁそいつは遊び用というか、
ネットを見るためぐらいにしか使っていないので、
別に動かなくても、
日常的には困らないのだけど、
比較的最近買ったものであることと、
あまりにも「ある日突然」だったので、
軽くショックを受けている。

何がしかの予兆というか、
あれ、
おかしいな、
みたいな感じが全くなく、
前日普通に閉じて、
翌日には充電すらできなくなって、
みたいな感じで訳が分からん。

ひょっとして、
故障ではなく、
何かをちょちょいとすれば、
あっさり直りそうな気もするのだが、
いまのところ音無しのまま。

話は飛ぶけど、
手順ってのは大事だね。

a-b-c-dとこれまでやってきたことを、
a-c-d-bってするだけで、
劇的に便利になったりすることがある。

たぶん、
人の生き方にもそんなところがあって、
ちゃんとa-c-d-bで出来る人、
それに気づいた人が賢いんだろうな。

2011年11月21日月曜日

忘年

3.11の震災のドタバタの最中、
ぼくはサラリーマン人生で最高といえる仕事が、
たった一回だができた。

もう、
あんな仕事はできないと、
確信を持って言えるのだが、
今日はそれとは違った意味で、
仕事の節目を迎えた。

ここんとこしばらく急がしかったけど、
12月を待たず、
一足お先に仕事納めって、
あくまでぼくの気分の問題であって、
デイリーワークは延々と続くのだけど。

震災の時のような高揚感も達成感もない。
けど、
それでも「あぁ終わったなぁ」と少しだけ感慨深い。

今年は特に、
自分なりのハードルというか、
こだわりというか、
テーマを持って挑んで、
手応えをつかんだという意味では、
ちょっと例年とは違ったかな。

そのこだわりって、
他人にとってはどーでもいいことだったかもしれないんだけど、
ぼくとしてはある同業他社を、
勝手にライバルと定め、
クォリティーにおいて負けまいと、
徒手空拳がんばったとはいえる。

社内にライバルがいないってことではなく、
単に相手にされていないだけなのだけど。。。

なにしろ現状維持、
前例踏襲がいやだっただけなのだ。

でも、
そのささやかなマイプロジェクトも済んで、
あとは一人忘年会でもするか(笑)


2011年11月20日日曜日

勤勉

資本主義と科学は、
現代社会をドライブする両輪だ。

資本主義は拡大再生産が至上命題だし、
科学は常に何かを探求する。

新しいテクノロジーが新しい市場を生み出す。

本来無関係でも、
相性はとてもいい。

一方で人間性っていうのは、
古代からそんなに変わっていないので、
もはや現代人は資本主義や科学に振り回されている。

しかし、
資本主義はともかく、
科学は発展を続けなければならない。

なぜか。

十億年だか先には、
太陽が巨大化して地球を飲み込む。
そのように予測されているからだ。

あるいは、
その前に巨大彗星が地球に衝突してしまうかもしれない。

いずれにせよ、
人類が滅亡を逃れたければ、
いつか地球を飛び出さなければならない。

このことは一応、
間違いないと考えられる。

そのためには、
テクノロジーを発展させ、
宇宙を探査し、
必ず訪れる地球の滅亡に備えなければならないのだ。

まぁ地球とともに人類も滅亡してよい、
というなら話は違うけど、
一応滅亡してはならないという前提で。

一方で資本主義っていうのは、
人間にとって最高のシステムでは全然ない。

これまでの人類史の中では、
まぁうまく行っている方だというに過ぎない。
むしろ、
現代はその限界というか、
恩恵よりも弊害の方が大きくなりつつあるように思う。

だから若い人には、
資本主義を超えるシステムを発明して欲しい。

もちろん共産主義ではなく。

もっと人間や地球に優しい、
循環型システムがあるはずだと思うのだ。

まったくのたぶんだけど、
そのためにはもっと人間はルーズになるべきだ。

特に日本人。

うちの母のように、
非生産的なことに勤勉なのは、
とってもいいと思うのだが、
資本主義の駒として勤勉なのは、
いいかげん卒業した方がよいのではないだろうか。



2011年11月19日土曜日

稀有

酒で心身を崩壊させ、
会社を8ケ月休職するはめに陥る2年ほど前、
ぼくは会社の東京本社に出向していて、
その時「小説の自由」に出会った。

作家保坂和志のこの本は、
その後のぼくの考え方を強烈に変えた。

これほど本から影響を受けたのは、
十代の時に読んだ開高健の「輝ける闇」以来。

まぁそれなりに本を読んできて50年弱、
ここまで影響を受けたのはこの2冊だけだ。

「小説の自由」からどんな影響を受けたのか、
強引に言うなら、
思考を丹念にトレースするような文章表現と、
「物事を簡単にわかろうとするな」というメッセージだったように思う。

そしてぼくは、
それまでの思考の檻から少し自由になれた。

あとは、
読んでみてくださいとしか言いようがない。

と、
ここまでは前フリで、
今日はその保坂氏の講演会(?)に行ってきた。

京都市役所そばの古本屋さんの2階、
畳敷きのスペースには、
若者を中心に100人は集まっていただろうか。

















「ここのところずうっと考えている全部」と題して、
保坂氏が80分ほど話された後、
小休止をはさんで、
後半は質疑応答で進んだ。

「日本に革命を起こそう」みたいな、
ヤバい内容を密やかに期待していた思惑ははずれ、
「因果関係はフィクションだ」みたいな、
とてもまっとうな中身。
「合法的革命の可能性」いついて聞ける雰囲気はなかった。

でも、
「うわぁ、書いていることと同じこと言ってる」、
みたいな、
当たり前なことでも感動的だった。

考えるまでもなく、
彼は作家なのだから、
書くこと以上のことをしゃべる訳はない。

講演の方が書いたものより面白ければ、
その方が問題かもしれない。

でも、
ぼくとしてはそんなことより、
保坂氏本人に「会えた」ということが無上の喜び。

自分が何年も影響を受け続けている人に、
ようやく会えた喜びをわかってもらえるだろうか?

もうそれだけで十分なのに、
さらにもう一人、
会いたいと強く願っていた「管理人さん」とは会話までできた。

ぼくより一回り以上年上の管理人さんは、
写真や文章で推察するより、
はるかに魅力的。

若ぶるでもなく、
年寄り臭くもなく、
優しさとラジカルさと、
知性や分別を、
ほどよくブレンドしたような感じってわかるかな?

立ち話程度だったけど、
この直感をぼくは信じる。

人間の内面は、
想像以上に風貌に現れる。

ということは、
逆にぼくの内面も見抜かれたと思うけど、
いずれは管理人さんのように年をとりたいと思う。

満願成就な一日だった。

●甲子園口に帰ってきたのは0時を過ぎていた。ライブだったパティ様、間に合わなくてごめんなさい。

2011年11月18日金曜日

決算

ここんとこ、
一年の総決算的な仕事を連日しており、
いささかバテ気味だ。

年賀状が売り出され、
11月が終わると一気に師走、
つまり世間も総決算モードに入る。

そんなこの時期、
今年の流行語とか新語とか漢字とか、
十大ニュースなんかが気になり始める。

でも、
今年は流行語と漢字は、
ぼくの中ではもう決まっている。

流行語は「想定外」、
漢字は「絆」。

もちろん、
流行語については「臨界」とか「なでしこ」とかもあるけれど、
やっぱ「想定外」しかない。

漢字は「災」かとも思ったが、
これ、
数年前に一度選ばれている。

となれば「絆」。

これはかなり自信ある。
違っていれば、
それこそ「想定外」だ。

十大ニュースも、
1位は3.11を含む自然災害。
2位は福島原発事故。
3位はなでしこ世界一。

ここまではもう決定でしょ。

あとはもろもろ、
どうせ、
どじょう内閣誕生とか、
皇室がどうしたとかが定番で入って、
残りはもうあと5つほどか。

でも、
考えてみれば、
今年は震災関係を除いて大きな事件が少なかったような気もする。

いいことだけど。

あと5つ。

何だろうね。

地デジ?

紳助?

TPP?

携帯カンニング?

うーん、、、
わからん。

2011年11月17日木曜日

壁画

15000年前のクロマニョン人が描いたという、
ラスコーの動物壁画。

学校では必ず習うから、
覚えている人も多いと思う。

野牛や羊や馬などが生き生きと描写された、
あの絵が天文図ではないかという、
面白い説があると知った。

NHK「地球ドラマチック」だったのだけど、
最後の方しか見られなかったから、
不正確かもしれないけど、
あの壁画と星座が重なると、
とある女性科学者が発見したのだそうだ。

もっとも、
この見解には反論もあるようで、
そのひとつが、
クロマニョン人がどうやって、
天体を観測して、
洞窟の壁に写し取ることができるのか、
というのがあった。

そんなに不思議だろうか?

道具なんて使わなくても、
きっと彼らは頭の中の記憶だけで、
十分に描けたのではないだろうか。

前にも書いたと思うけど、
古代ギリシャで文字が発明された時、
文字なんかに頼ると記憶力が衰える、
つまりバカになると、
反対する声があったらしい。

現代人には考えられないほど、
昔の人の記憶力はすごかったのだと思う。

ネットを「外部記憶」として使っている、
ぼくのようなボンクラには想像も及ばない。

そういえば、
文章をキーボードでうつと左脳、
手書きだと右脳を使うとか?

逆だったっけ?

そんなことも覚えられん!

2011年11月16日水曜日

挽回

Happy birthday to you,
Happy birthday to you,
Happy birthday, dear  だれそれ〜,
Happy birthday to you.



ご存知「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」だが、
この歌詞にアメリカでは2030年まで著作権があるのだと、
最近知った。


Happy birthday to you.


これだけでは著作権の対象にならないけど、
繰り返して少しひねる、
ひねるといっても、
dear だれそれ〜だけだけど、
それで著作権が発生するなんて、
なんか不思議。


ならば、
I  love youでも、
繰り返してdear だれそれ〜
ってして登録したら、
著作権認められるんかいな?


ちなみに、
日本での著作権は2007年に切れたそうな。


だから日本国内では、
だれはばかることなく、
大声で歌えるのだ。


もう昨日のことになるが、
ペンギンさん、
誕生日おめでとー

忘れててごめんねー(笑)


2011年11月15日火曜日

駄目

ようやくジョブズの伝記を読み終えた。

Ⅱの方は、
いよいよiMac発売からiPodやiPhone、
iPadに至る怒濤の快進撃の部分なのだけど、
同時に膵臓がんを発症し、
死に至るまでの経過でもあり、
ちょっと辛かったな。

結局彼は実業家ではなく、
映画監督や指揮者みたいだったんだと思う。

というのは、
彼自身に卓越したコンピューターの技術があったわけでも、
デザインそのものを生み出したわけでもないからだ。

こういう物が欲しいという直感と、
それに対して超一流の才能が提出する案に、
容赦なく駄目出しできる才能が傑出していた、
って感じだ。

それは相手が誰でも同じ。

レストランのウェーターだろうが大統領だろうが。

「それ」か、
「それじゃない」か。

ジョブズ的に言えば「最高」か「最低」か。

彼の「それ」のハードルはとてつもなく高く、
決して妥協することなく、
最後の最後まで駄目出しを続けた一生のようにも思う。

駄目出しされる方はもちろん辛いけど、
駄目出し続けたジョブズもしんどかったとは思う。

才能ある人が、
何度も何度も、
自分の案を却下され、
こきおろされ、
よく「自分でやれよ」ってならなかったもんだ。

すごい人物だけど、
自分の上司になって欲しいかと問われれば、
やっぱり「ノー」だな。






2011年11月14日月曜日

実況

いやぁ、
またやっちまたよ。

とある会合に参加しようと、
久しぶりに京都に出かけたら、
その会合は5日後ですって(泣)

あれは去年の春、
ジェフ・ベックのライブに一日前に行って、
仕方ないから甲子園球場で阪神対巨人戦を見た、
あの日を思い出す。

何も成長しとらんわ。

今日は、
京都の地下街のよく分からん喫茶店に入って、
チョコレートパフェをやけ食い(?)したよ。

帰りの電車はむなしかったけれど、
マイパッドで日本シリーズを聞けたのでよかった。

プロ野球をラジオ観戦するなんて、
久しぶりだ。

スポーツ中継はテレビが圧倒的に有利だけど、
プロ野球はちょっと別だ。

サッカーと違ってプレーに「間」があるから、
声だけでも、
十分に情景が想像できる。

テレビのアナウンサーと違って、
映像任せにできないから、
アナウンサーも必死だし、
解説者も妙にマニアックで、
とても勉強になる。

子どもの頃は、
テレビをつけて音を消して、
ステレオのラジオをわざわざつけて、
観戦したこともあった。

無駄足な一日だったけど、
それなりに得る物もあった。

転んでもタダでは起きぬ。

そのあたりも、
成長しとらんわ(笑)

●諸般の事情により、元町には火曜日に参上することに変更しました〜。

2011年11月13日日曜日

筋道

「マルホランド・ドライブ」(デイヴィッド・リンチ監督)をDVDで。

映画って基本一度通して観て、
ある程度筋道がわからんといかん、
と日頃主張しているぼくの基準からすれば、
完全に「アウト」な作品ではある。

途中から役柄と役者がガラガラ変わるなんて!

「2001年宇宙の旅」も最初は大概だったけど、
本作ほどではなかった。

しかし、
「ではある」がと書いたからには、
本作はアウトではないと言いたいのだと思われるだろうが、
必ずしもそういう訳でもない。

もちろん、
調べました。

ネットで様々な解釈を。

なるほどと思わされるものもあり、
それでも合点のいかない部分もある。

とりあえずの受け止め方は、
ピカソのキュビズム絵画のような感じ。

普通に出来上がった映画を解体し、
再構成して、
そのことによって、
ある感情をより深く、
新しい視点で提示してみせた、
ということか?

実際世の中は時系列で進んでいくけど、
記憶は全然整然とはしてないし、
昨日のことさえ藪の中みたいなところもある。

ぼくにとっての事実が、
あなたの事実とは正反対かもしれないが、
ぼくにとってはそれが事実ってことも、
あるし、
「それは間違っている」と否定する権利は、
だれにもない。

DVDに同時採録されている、
監督インタビュー。

「完成した映画以上に説得力のある言葉は存在しない」

こういう類の映画もあるのだと、
少し視野が広がりました。


2011年11月12日土曜日

揃目

昨日は2011年11月11日、
「1」並びということで、
世間ははしゃいでいた。

切手にスタンプを押してもらう人。

婚約届けを出すカップル。

プロ野球入寮届けを出した選手。

そういえば、
この選手は11時11分11秒にサインしたと言ってたっけ。

ぞろ目趣味はぼくにはないけれど、
「忘れない」という意味では、
この2011年11月11日は、
将来、
日本史の試験に出る日となった。

TPP交渉に関してどじょうが、
交渉参加に向けて、関係国との協議に入ることとした」と述べた。


もって回った言い方だけど、
要は参加するのである。


Ⅰ日先延ばしして、
一体何を考えたのか、
あるいは何にも考えなかったのか、
そもそも、
Ⅰ日考えて、
考えが変わるとすれば、
その方が問題なのであって、
始めっから彼の頭の中は「参加」なのだった。


どじょうに言わせれば、
これは第二の開国ということなのだろうが、
たぶん開国ではなく、
第二のアメリカへの敗戦である。


これから10年ぐらい、
この国がどう変わっていくか、
若い人は特によく見ておくといい。


そしてこの2011年11月11日が、
その実質的始まりだったのだと、
いずれ納得するだろう。


もう隠れアメリカはやめて、
日本をアメリカの州にしますって、
正直に言えばいいのに。


でもアメリカは賢いから、
そんなことは許さない。


日本人の勤勉さにつけこんで、
働かせるだけ働かせて、
おいしい所は持っていく。


ソレデモニホンジンモンクイワナイ。
ホントフシギナコクミンデス。





2011年11月11日金曜日

後手

三谷幸喜といえば、
「古畑任三郎」や「王様のレストラン」以来、
飛ぶ鳥を落とす勢いというか、
あるいはすでに大御所なのか、
先頃小林聡美と離婚したというか、
まぁ何にせよ有名な脚本家であり演出家である。

その三谷氏が先日、
プロフェッショナルに出ていて、
最後のお約束、
あなたにとってプロフェッショナルとは、
と聞かれ、
満を持してって感じで「それは期待に応えるでしょ」とのたもうた。

ぼくが「その通り」と快哉したのは言うまでもないけど、
一方で「あ〜先を越されちゃった」とも思った。

ぼくがプロフェッショナルに出るわけがないので、
おこがましいのだが、
もしぼくだったら絶対そう言おうと思っていたのだから、
そう思う傲慢も許してください。

三谷氏の作品は、
最初に挙げた2作が特に印象的で、
それもすでに20年近く前で、
先日テレビで映画「ザ・マジックアワー」をちら見したけど、
そんなに面白いとは思えず、
ぼくの期待にはあんまり応えてはいないようだ。

でも、
そんなことは関係なく、
彼が視聴者の期待に応えようと、
それこそがプロだと自分を叱咤激励し、
浮き沈みの激しい世界で20年間も、
第一線を走り続けているのだから、
それはもう大したもんである。

彼のどこかとぼけた受け答えが、
全部計算づくだとしても、
離婚した嫁さんが荷物を運び出す場面を、
プロフェッショナルのカメラにわざわざ録らせる、
ちょっと悪趣味なところも含め、
すべて「期待に応える」の一言で許す。

ぼくが許すっていうのも、
まったくのお門違いなんだけど、
とにかくマイ好感度がアップしたことは間違いない。



2011年11月10日木曜日

来世

津波のシーンがあまりにリアルなので、
3.11の直後あっさり上映中止になった、
「ヒアアフター」。

いつのまにやらレンタルされていたので、
観てみた。

あのころ、
上映中止は大げさなんじゃないの?
って思っていたのだけど、
納得した。

ぼくが映画関係者だったとしても、
これは中止しただろう。

逆に言えば、
それがレンタルになったということは、
ほとぼりが冷めたということなのか、
何やら不可思議な気分。

これは被災地の人が観るには、
まだまだ早いと思う。

と、
そこんところはともかく、
映画の内容は、
一回観ただけでは何とも言えないなぁ。

クリント・イーストウッドの丹波哲郎化というか、
結局「死後の世界あります」って言いたいだけなのか。。。

津波に遭遇して臨死体験した女性ジャーナリストと、
霊媒師と、
双子の兄を事故で亡くした弟が、
導かれるように出会うまで、
って感じのお話。

映像は美しいし、
冒頭を除けば2時間強、
淡々とした展開を、
一気に観させるのは、
確かな手腕ではあると思うけど、
映画としてどうかと問われると、
うーん、
やっぱり?なのであった。

●元町へは、来週月曜日に行くことにしました〜

2011年11月9日水曜日

慇懃

昼間何気に国会中継を見ていて、
どじょう首相の答弁に感じる印象は、
一体どう形容したらいいのか考えた。

夜になってしっくりくるものが浮かんだ。

職務質問する警察官。

はぁ?と言われそうだけど。

要するに慇懃無礼なのだ。

どじょうの言葉はマイルドだ。

あの歌舞伎役者のようなでかい顔で、
バリトンボイスで、
言葉遣いは慎重かつ丁寧。

これまで何代かの宰相に比べれば、
政治家の言葉の重みを理解しているように映る。

だけど違うな。

本当の政治家の言葉の重さってのは、
その一言で国民の命を奪いかねない、
そういう心の葛藤の末に絞り出されるからこそだ。

どじょうの言葉には、
そんな葛藤が感じられない。

答弁の仕方は、
まさにクレーム処理係。

つまり、
応接は丁寧だけど、
結局相手の言い分は飲まず、
お引き取り願う感じ。

警官の職務質問って書いたけど、
つまり最終的には国家権力を背景に、
自分らの意のままに物事を押し進める感じ。

役人。

そう、
彼は明らかに霞ヶ関寄りの人間だ。

別に肩を持つわけではないが、
今日の中継を見ている限り、
自民党の方に分があると思った。

それにしても、
どじょうブームって、
あったのかと疑いたくなるほど一瞬だったな。

●そうそう、検索にGoogleを使っている人、do a barrel roll と検索してみて下さい。面白いよ。



2011年11月8日火曜日

内圧

日本は外圧でしか変われない。

本当だろうか。

原発事故、
TPP、
消費税上げ、
進む貧富の格差…

今の日本人は、
本当に今の日本でいいと、
今の政治家に舵取りを預けたままでよいと、
心底本当に嘘偽りなく、
思っているのだろうか。

ぼくにはどうにもそうは思えない。

この国に対する不満の内圧は、
相当に高まっている。

特に、
世代間の圧力差が激しいのではなかろうか。

ザックリ、
50歳ぐらいを境目にして。

革命が起きるとしたら、
若者が政治に目覚めるしかない。

若者の若者による若者のための政党を作り、
ネットを使って若者の投票率を90パーセントぐらいまで上げ、
一気に国会を制圧する。

合法的かつ現実的な案だと思うが。

公約は徹底的に若者の優遇にする。

次の衆院選ワンチャンス。

そんな若者、
おらんのかいな?

2011年11月7日月曜日

伝記

朝日と読売の日曜日の書評欄で、
スティーブ・ジョブズの伝記が、
好意的に取り上げられていた。

他紙もかもしれないけれど。

ぼくはまだⅠを終えてⅡを読み始めたとこ。

それでも相当に面白いと断言できる。
ずっとアップル信者だった人には、
既知のことが多いかもしれないけれど、
イメージやいくつかの「名言」でしか彼を知らなかったぼくには、
十分刺激的だ。

何より翻訳が日本語としてこなれていて、
文字通りスラスラ読める。

この伝記の特徴は2点。

本人が全面的に協力していること。

そして、
相反するようだが、
本の内容について本人はノーチェックだったということだ。

生前に自分の伝記の執筆依頼をしていたというあたりは、
さすがジョブズと思うけど、
出来上がりをチェックしないとは、
本当に不思議。

筆者を信頼している証ともいえるけど、
あれほど製品の出来映えにこだわった人にしては、
信じられないような丸投げぶりだ。

内容は、
以上のようなことを思わせるほどの、
彼の偏執狂(?)ぶりが満載だ。

思うに、
伝記になるような偉人って、
誰しも彼のような部分があったのではないかな。

それが時が流れるうちに、
いいところばかりクローズアップされ、
本人に都合の悪い部分は消されていったのではあるまいか。

どんな偉人だって、
カッコいい側面だけではなく、
人を踏みつけにしたり、
困らせ泣かせたり、
「黒い」側面もあったに違いない。

でなければきっと、
世界を変えるほどの影響力は、
持ち得ないのだろう。

そういう意味で、
考えうる最高の鮮度で、
この伝記が出版されたことは、
本当に貴重なことだ。

丸ごとの自分を知ってくれ。

それがジョブズの最後のメッセージだったんだと思う。

●そして同時に、ぼくは絶対こんな風には生きられないと、少しの失望も味わっている。



2011年11月6日日曜日

快適

暖かいのか寒いのか、
はっきりしない日が続く。

ぼくの部屋のエアコンには、
「快適おまかせ」なるモードがあるのだが、
それにしておくと、
朝方は暖房、
日中は冷房になる、
といった具合。

中途半端な天気に引きずられるように、
ぼくのテンションも高いんだか低いんだか。

そんな中、
このYouTubeにはまっている。

http://www.youtube.com/watch?v=Amx9-sgwbmM

こういうの駄目な人は、
全く受け付けないと思うけど、
ぼくにはかなりストライク。

MIYAVIというこの日本人ギタリストの、
すべてが好きというわけではなく、
SURVIVEという曲の、
このスタジオライブバージョンが好きなのだ。

そして得体のしれない格好をしたMIYAVIが、
日本人らしからぬテンションで何やらしゃべり、
いきなりギターを引き始める。

最初見た時は鳥肌ものだった。

かっこよすぎるだろ。

この神業的ギターは一体なんじゃ。
ギターを三味線のように弾いて、
手が早すぎて見えない。

ちょっと調べると、
彼は世界中でツアーをしているようで、
音楽通にはとっくに知られた存在らしい。

でも、
一般的にはそんなにメジャーではないように思うが、
不思議なことだ。

いや、
もはやテレビや新聞に出ているからメジャーという、
考え方自体が旧時代の考え方なのだろう。

ぼくが子どものころ、
ベストテン番組を拒否する歌手がいると、
それだけでニュースになったもんだったが、、、

いましばらくは、
そういう旧態依然としたメジャーマイナーな世界観と、
ネット世界のフラットな価値観が、
混在した状態が続くと思うけど、
この先、
どちらが主流に立っていくかは、
火を見るより明か。

勝負はもうついている。

いくらテレビが高画質化したって、
結局こんなYouTubeの粗れた画面に、
完敗してるんだもんね。





2011年11月5日土曜日

早業

水曜日の出来事だけど、
あまりに爽快だったので、
書いとこう。

あの日は朝から元町に出かけたんだけど、
その時の話。

JR甲子園口から隣の西宮まで各停で行き、
そこで快速に乗り換えた。

運良く座席があいていて、
やれやれと座って、
読書の続きをと思って、
肝心の本を各停の座席に置き忘れた事に気づいた。

おーまいがっと。

もし誰かが忘れ物と届けてくれても、
元町のあとは会社に直行しないといけないし、
後日どこかに取りに行くのも面倒くさい。

そもそも、
届けてくれるのだろうか、
ついてない一日になりそうだなぁ、
などと思っている間に、
快速電車は次の芦屋駅に到着。

すると、
ホームの向かい側に、
さっきの各停が止まっているではないか!

立ち上がって車内を見ると、
ぼくがいた場所に本らしき物。

咄嗟に快速のドアに向かったぼくは、
ドアが開くやいなや、
小走りで各停に飛び込んで本を回収、
タッチアンドゴーで快速に戻って、
元の座席に座った。

この間5秒ほど(と思う)。

我ながら早業だったよ。

快速の座席の周囲の人は、
この人さっき座ったと思ったら立って、
またすぐ戻ってきて、
しかもさっきは持っていなかった本持ってるし、
ってな具合に思ったのではなかろうか?

ついてないはずの一日が、
一瞬にして帳消しになり、
ミッッションコンプリート感まで味わえて、
今思い出しても「やったね」と、
プチ達成感を覚えるのであった。

●ちなみに本のタイトルは、「サイエンス・インポッシブル」(ミチオ・カク著、NHK出版)●TPP関連でこれは必読「アメリカでTPPを推進して米政府を操る黒幕たちの正体」●もうひとつ。消費税10%上げ国際公約って、どじょうは何を考えているのか。正気の沙汰ではない。

2011年11月4日金曜日

深層

全く別の話を書き始めたら、
ふいにラジオから流れてきた曲。

浜田省吾「星の指輪」http://www.youtube.com/watch?v=R250diaokn8


髪をとかし化粧して 一番好きな服を着て
子供達 お袋あずけて 出かけよう 今夜

歩こう 雨上がりの街 踊ろう 夜が明けるまで

ほら 誰もが振り返るよ 君のことを
今も変わらず 俺 君に恋している

ねえ 一番きれいな君を知ってるから・・・

若い頃の計画なんて もう思い出せない
忙しいだけの仕事に 追われているうちに
時には 貧しさの中 夢見る心 捨てたけど

君がいなきゃ たとえすべて手にしても
うつろで孤独な日々が続くだけさ

ねえ 一番大事なものを気づいたから・・・

贈ろう 夜明け前の空に 輝く 星を指輪にして

ほら 誰もが振り返るよ 君のことを
今も変わらず 俺 君に恋している

ねえ 一番きれいな君を知ってるから・・・

ほら 誰もが振り返るよ 君のことを
今も変わらず 俺 君に恋している

これ、
一生懸命カラオケで歌っていた時期あったんだよ。

マジで。

1994年リリース。

阪神大震災の前年だ。

でも、
今ラジオで聞くまで、
歌の存在そのものを忘れてた。

というか、
記憶の表層からは完全に消去されていた。

なのに、
聞いたとたん、
記憶の深層から、
猛烈に思い出される出来事があれこれ。

う〜ん、
人間の記憶ってすごいというか、
摩訶不思議だね。





2011年11月3日木曜日

大台

ぼくの歌を応援してくれてる、
とある方のiTunes画面。

再生回数に注目。

10000回を超えている!!!

前に5000回突破を紹介したけれど、
あれからも飽きずに聴き続けていただいているのだ。

もう、
何といったらいいのか、
ぼくは多分、
この方たった一人のためであっても、
歌を続ける義務があるように思う。

この曲実は、
2曲で計8分あるのだが、
8×10000=80000分、
つまり1300時間、
54日を一年間で費やしてくれた。

どれぐらいすごいかというと、
一年間、
日曜日は丸一日寝ずに聞いて、
やっと到達する勘定だ。

ヤバい。

ヤバすぎる。

ただ、
このとある方曰く、
聞いていると、
「すぐに眠れる」んだとか。

いやいや、
子守唄でも何でも、
これはやっぱりとてつもなくすごい。

そんな驚きついでに速報!

来年二月五日、
ライブを開きます。

詳細はまた改めて。

2011年11月2日水曜日

解消

届いたAmazonの包みを、
母の目の前で開ける。

我が家恒例の行事といっていい。

なんや、
ホッチキスかいな。

母と同じ反応をした人は、
ざーんねん。

これは、
針なしホッチキスなのです。

構造的には、
ホッチキスと穴あけパンチを足して、
ちょっとひねったような商品。

紙の一部を切り抜いて、
自身の一部で自身を綴じるような、
言葉では説明しずらい仕組みだ。

これでもわかりにくいね。

とにかくこれだと、
針なしで紙が綴じられるスグレモノ。

仕事で、
二枚の紙を綴じることが多いんだけど、
たまにホチキスの針がきれたままのことがある。

そういう時に限って、
ものすごく急いでて、
針を入れるより、
ほかのホチキスを探してしまう。

そんな経験ありません?

これなら針切れなし。

もう、
イライラ解消間違いなし。

って、
今度はこのホチキスが、
肝心な時に見つからないんだろうなぁ、
なんて思いながら、
早速会社で試してみる予定。

●予定といえば、水曜日、元町に寄る予定なり。

2011年11月1日火曜日

測定

世田谷で2か所、
とんでもない放射線量の場所が、
相次いで発見された事件。

どういう経緯でわかったのか、
不思議に思っていたら、
先日の朝日新聞の1面に、
「放射線測定 つぶやく男」という見出しの、
興味深い記事が出ていた。

どちらも区内に住む40代と見られる男性が発見したそうな。

彼は9月に13万円で買った国産測定機を持ち、
区内を自転車で走り回っては、
各地の放射線量をツイッターでつぶやいているという。

この男、
名前も職業も明かさないといい、
動機も含め、
いまのところ正体は謎。

まぁ、
13万円も出して測定機を買ったからには、
あちこち測りたくなる気持ちはわかる。

ましてや、
たまに「ホットスポット」を発見できるとなると、
ちょっとした「宝探し」気分にもなるかもしれない。

もちろん「宝」などではないけれど、、、

実は、
ぼくももっと安価な測定機を、
原発事故後買ってしまったが、
ずっと机の上に置いたまま。

当然、
数値は0.08マイクロシーベルトと、
まっとうな数値を示し続けていて、
安心といえば安心だが、
変化のなさに飽きてもいる。

ひとつ、
謎の男にならって、
町に持って出てみようか。


遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...