2011年11月1日火曜日

測定

世田谷で2か所、
とんでもない放射線量の場所が、
相次いで発見された事件。

どういう経緯でわかったのか、
不思議に思っていたら、
先日の朝日新聞の1面に、
「放射線測定 つぶやく男」という見出しの、
興味深い記事が出ていた。

どちらも区内に住む40代と見られる男性が発見したそうな。

彼は9月に13万円で買った国産測定機を持ち、
区内を自転車で走り回っては、
各地の放射線量をツイッターでつぶやいているという。

この男、
名前も職業も明かさないといい、
動機も含め、
いまのところ正体は謎。

まぁ、
13万円も出して測定機を買ったからには、
あちこち測りたくなる気持ちはわかる。

ましてや、
たまに「ホットスポット」を発見できるとなると、
ちょっとした「宝探し」気分にもなるかもしれない。

もちろん「宝」などではないけれど、、、

実は、
ぼくももっと安価な測定機を、
原発事故後買ってしまったが、
ずっと机の上に置いたまま。

当然、
数値は0.08マイクロシーベルトと、
まっとうな数値を示し続けていて、
安心といえば安心だが、
変化のなさに飽きてもいる。

ひとつ、
謎の男にならって、
町に持って出てみようか。


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