暖かいのか寒いのか、
はっきりしない日が続く。
ぼくの部屋のエアコンには、
「快適おまかせ」なるモードがあるのだが、
それにしておくと、
朝方は暖房、
日中は冷房になる、
といった具合。
中途半端な天気に引きずられるように、
ぼくのテンションも高いんだか低いんだか。
そんな中、
このYouTubeにはまっている。
http://www.youtube.com/watch?v=Amx9-sgwbmM
こういうの駄目な人は、
全く受け付けないと思うけど、
ぼくにはかなりストライク。
MIYAVIというこの日本人ギタリストの、
すべてが好きというわけではなく、
SURVIVEという曲の、
このスタジオライブバージョンが好きなのだ。
そして得体のしれない格好をしたMIYAVIが、
日本人らしからぬテンションで何やらしゃべり、
いきなりギターを引き始める。
最初見た時は鳥肌ものだった。
かっこよすぎるだろ。
この神業的ギターは一体なんじゃ。
ギターを三味線のように弾いて、
手が早すぎて見えない。
ちょっと調べると、
彼は世界中でツアーをしているようで、
音楽通にはとっくに知られた存在らしい。
でも、
一般的にはそんなにメジャーではないように思うが、
不思議なことだ。
いや、
もはやテレビや新聞に出ているからメジャーという、
考え方自体が旧時代の考え方なのだろう。
ぼくが子どものころ、
ベストテン番組を拒否する歌手がいると、
それだけでニュースになったもんだったが、、、
いましばらくは、
そういう旧態依然としたメジャーマイナーな世界観と、
ネット世界のフラットな価値観が、
混在した状態が続くと思うけど、
この先、
どちらが主流に立っていくかは、
火を見るより明か。
勝負はもうついている。
いくらテレビが高画質化したって、
結局こんなYouTubeの粗れた画面に、
完敗してるんだもんね。