昨日は2011年11月11日、
「1」並びということで、
世間ははしゃいでいた。
切手にスタンプを押してもらう人。
婚約届けを出すカップル。
プロ野球入寮届けを出した選手。
そういえば、
この選手は11時11分11秒にサインしたと言ってたっけ。
ぞろ目趣味はぼくにはないけれど、
「忘れない」という意味では、
この2011年11月11日は、
将来、
日本史の試験に出る日となった。
TPP交渉に関してどじょうが、
「交渉参加に向けて、関係国との協議に入ることとした」と述べた。
もって回った言い方だけど、
要は参加するのである。
Ⅰ日先延ばしして、
一体何を考えたのか、
あるいは何にも考えなかったのか、
そもそも、
Ⅰ日考えて、
考えが変わるとすれば、
その方が問題なのであって、
始めっから彼の頭の中は「参加」なのだった。
どじょうに言わせれば、
これは第二の開国ということなのだろうが、
たぶん開国ではなく、
第二のアメリカへの敗戦である。
これから10年ぐらい、
この国がどう変わっていくか、
若い人は特によく見ておくといい。
そしてこの2011年11月11日が、
その実質的始まりだったのだと、
いずれ納得するだろう。
もう隠れアメリカはやめて、
日本をアメリカの州にしますって、
正直に言えばいいのに。
でもアメリカは賢いから、
そんなことは許さない。
日本人の勤勉さにつけこんで、
働かせるだけ働かせて、
おいしい所は持っていく。
ソレデモニホンジンモンクイワナイ。
ホントフシギナコクミンデス。