津波のシーンがあまりにリアルなので、
3.11の直後あっさり上映中止になった、
「ヒアアフター」。
いつのまにやらレンタルされていたので、
観てみた。
あのころ、
上映中止は大げさなんじゃないの?
って思っていたのだけど、
納得した。
ぼくが映画関係者だったとしても、
これは中止しただろう。
逆に言えば、
それがレンタルになったということは、
ほとぼりが冷めたということなのか、
何やら不可思議な気分。
これは被災地の人が観るには、
まだまだ早いと思う。
と、
そこんところはともかく、
映画の内容は、
一回観ただけでは何とも言えないなぁ。
クリント・イーストウッドの丹波哲郎化というか、
結局「死後の世界あります」って言いたいだけなのか。。。
津波に遭遇して臨死体験した女性ジャーナリストと、
霊媒師と、
双子の兄を事故で亡くした弟が、
導かれるように出会うまで、
って感じのお話。
映像は美しいし、
冒頭を除けば2時間強、
淡々とした展開を、
一気に観させるのは、
確かな手腕ではあると思うけど、
映画としてどうかと問われると、
うーん、
やっぱり?なのであった。
●元町へは、来週月曜日に行くことにしました〜