2012年4月25日水曜日

悪魔

「プラダを着た悪魔」が面白かった。 超一流のファッション雑誌に就職した、 頭はいいけどダサい女性が、 超カリスマ編集長の下、 悪戦苦闘して認められるまでの物語だ。 編集長の公私にわたる無謀な要求に疲れ果て、 ベテラン社員に泣きながら訴える。 そこでのベテランさんの応答がいい。 「君は努力してない。愚痴を並べているだけだ」 辞めたければいつでもどうぞ。 ここで働きたいという人間はごまんといる。 う〜ん厳しい言葉だけど事実だもんな。 超一流を目指すなら、 それも組織として超一流を目指すなら、 仲良しごっこでは駄目なんだろう。 多分、 ジョブズのいたアップルも、 こんな感じ、 いやそれ以上だったかもしれない。 結局主人公の女性は悪魔にはなりきれなかった。 でも、 悪魔には悪魔の存在理由があることは理解する。 ストーリーはベタだけど、 非常にテンポ良く気持ちいい。 何より、 編集長役のメリル・ストリープが圧巻。 仕草、 表情、 何もかもが完璧。 まぁ彼女にとっては楽勝の部類だろうけど。 超一流の女優です。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...