爆弾低気圧
半世紀近く生きてきて、
初めて聞いたような気がする。
「24時間以内に中心気圧が24ヘクトパスカル以上低下する温帯低気圧」
ヘぇ〜
しっかし、
爆弾というだけあって、
凄まじい威力だったな。
っていいながら、
ぼくは会社にずっといたから、
今日のとんでも風雨はほとんど実感してないんだけど。
帰宅して母の話しを聞くと、
すごい風が吹き出したので、
あわてて塀によじ上り、
車庫の屋根をロープで固定したとか。
危ないだろ。
ほかにも、
豪雨で庭が水没しそうになったため、
急いでマンホールのふたを外して排水したとか、
アラ70大奮闘していたようである。
健気だ。
それにしても、
年々気候が変になってるな。
といってもそれは、
ぼくのたかだか50年に満たない経験からの「変」であって、
大抵のお年寄りも「こんなの生まれて初めて」とか、
テレビで言っているけれど、
1000年単位ぐらいでみれば、
ちっとも「変」じゃないのかもしれない。
これだけ気象予報が発達して、
衛星画像なんかも手に入る現代でも、
これだけ人々が驚くんだから、
数百年前の人が天変地異に恐れおののき、
神頼みやら雨乞いやらしたのは、
無理もないよね。